2012年12月29日土曜日

カウル完成 - ピンク!スモック!ロックンロール!

先日、東京・巣鴨にある、別名「おばあちゃんの原宿」と呼ばれている巣鴨地蔵通商店街に行ってきました。おばあちゃんの原宿だけあって、通りには「赤パンツの聖地」(笑)マルジをはじめ、おばあちゃんが喜ぶあったかグッズを売るお店がたくさん並んでいます。ここはいつ来ても本当に楽しいんです♪

そのなかで、ワゴンにネックウォーマーを山積みにして売ってるのを見つけました。そこにつけられた札には、マジックで

首ネック 500円

と書いてありました。
首ネック・・・・・・ですか。えーっと、それは「足フット」とか「肩ショルダー」とかそういうたぐいのネーミングですよね。。もしくは「若いヤング」みたいな?

なんかものすごく衝撃的で、ものすごくツボでした。ものすごいけど、言いたいことはよく伝わってきますよね。

それで刺激を受けて、私も首ネック、編みました。
赤い毛糸は持っていないので、今回はピンクです。どピンク。

普段どちらかというと緑とか青とかが好きな私ですが、ピンクはけっこう好き。ベビー・ピンクみたいなパステルじゃなくて、ザ☆ピンクみたいな色。例えばこんなの↓



じゃーん。


じゃじゃーん。


じゃじゃじゃーん!
パンク(笑)。名づけて破壊的なピンク。


で、できたのがこれです。実物は写真よりももっとパキッとしたピンク。

パターンは『Ziyal』という無料パターンを使いました。見た目は不思議なテクスチャーですが、編み方は驚くほど簡単なんです。2目ゴム編みを5段編んだら6段目でスモック・ステッチというのを入れるだけ。スモッキングって初めてですが、楽しかったです。


そして伸びる伸びる。

寒い冬はこのロックな首ネックで熱く熱く乗り切ろうと思います。

2012年12月27日木曜日

ショール完成 - オキナワ・ブルー・アフェクション



沖縄の海が忘れられず、いまでもときどきぼーっと想像(アンド妄想)することがあります。
あの色を心のなかにとどめておきたくて、ショールを編みました。




有料パターンなのに7000回近く編まれているという人気っぷりのご存じ『Color Affection』です。

大きいサイズのショールを編むのは初めてなのですが、Ravelryのprojectsページを見ていたら、みなさん楽しそうに配色を考えていて、私も挑戦してみることにしました。写真はブロッキング前のものですが。。。

テクニック的にはwrap & turnができれば何も怖れることはないと思うのです。が、ひたすらガーター編みが続くので、テクニックよりも飽きずに編み続ける根気とか根性とか気晴らしとかそういうもののほうが必要なのかもしれません。

私の場合は、ガーター編みに飽きたというよりも、私の手がこの毛糸に飽きちゃったみたいなところがあります。ソックヤーンなんですけどね、25%ポリエステルが入っているせいか、この手触りをずっと続けているうちに「ああ、ウール100%の毛糸を触りたい~」と思うようになってしまって。

編み物をされる方ならこういう気持ちってきっと経験あるんじゃないかしら。

ともあれ、全然あったかそうでも冬らしくもない、超絶涼しげ爽やかなショールができあがりました。

2012年12月1日土曜日

ハイサイ沖縄


もう夏休みっていう季節じゃないんだけど、遅い夏休みシリーズ第3弾は沖縄へ行ってまいりました。
さすがにこれで今年の夏休みの旅はおしまい。よく遊びました。
今回つくづく感じたのは、私にとって編み物はもはや生活の大切な一部になったけれども、旅は人生の一部、いや、私の人生そのものかもしれない。ということ。

この3か月間で3回の旅行、通算すると丸1か月くらい旅していました。だけど飛行機はLCCだし、レンタカーも探しまくって格安の借りたし、ほぼキャンプ場泊なので宿泊費はかかっていないし、費用は驚くほど抑えめ(笑)。お金はなくても時間とアイデアがたっぷりあれば、けっこう楽しめます。

沖縄はほんとうによかった。離島にも行きたかったけど、今回は9日間しかなかったのでまずは本島をじっくり回りました。そして食べまくって(笑)、たくさん感動して、珍しくいろいろ考えて、とてもいい旅でした。沖縄、大好きだなー。今は「また行きたい!」って気持ちでいっぱいです。

さて、夏休みを楽しんでいたら、もう12月になってしまいました。「いい年だったね」って笑って終われるように最後、がんばろうっと。

写真はご存じ、美ら海水族館のジンベエザメ。ジンベエ☆ラブ!


2012年11月16日金曜日

帽子9号完成 - かぼちゃベレー


またまたベレーを編みました。このパターンは「ゆずベレー」 と同じもの。2回目です。
かぶりやすいデザインで本当にお気に入り。


ソックヤーンを2本取りで編んだので、目数は適当に変えました。
前回2本引き揃えというのを経験して以来、なぜか引き揃えとか2本取りとかにはまっています(笑)。今回も意味もなく2本取り。写真ではわかりにくいですがボディは黒板みたいな深緑色。ポッチと見えないけど縁取りは黄緑。またまた大好きな緑♪

からし色のコーデュロイのトレンチコートと合わせて、今年の秋のお気に入りとなりました。

2012年11月13日火曜日

ベスト2号完成 - 2歳児ジレ


初心者にとって編み物が難しいなと感じる瞬間は、編み方などの技法についての問題ではなくて、もっと他のところにあるのではと最近感じています。基本的な技法については検索すれば親切丁寧に教えてくれるウェブサイトがいくらでもありますし、YouTubeで動画も見られるし、そういう意味では独習者にとっていい時代なのです。
ほんと感謝しています。

私が編み物をしていて最も厄介だなーと思うのは、思った通りの大きさに仕上がらないこと(笑)。マフラーやショールなら予定の大きさと違っても全然オッケーなのだけど、ミトンも、まあ、少し大きいぐらいなら笑って許そう。だけど、帽子や靴下だと出来上がりの大きさは重要ですよね。さらにウェアともなると、たとえパターン通りきれいに編めたとしてもそれが身体に合わない大きさだとしたらとってもダサーく見えちゃったりします。大事故になりかねません。

編み物の先生や上級者に相談すれば、答えは簡単、スワッチをきちんと編んで、パターンのゲージと合わせなさい。と答えることでしょう。ええ、それはそうなんです。
だけどね、指定糸じゃない糸で編む場合は?
これもだいたい編み物の教科書を見ると答えが載っています。編み針を1号か2号上げて(もしくは下げて)編みましょう。

でもでも、1号や2号ではとても間に合わないほどゲージが違ってしまっているときは?

おそらく、答えはきっとこう。「初心者の人は指定糸、または指定糸と同じ太さの毛糸を選ぶべし」。

そう、パターンを決めてからそれに合う毛糸選びを始めればそれほど失敗はしないはず。わかってるんだけどねー。わかってるんだけど先のことを考えず感覚で毛糸を選んでしまう感性先行型。こうして感性先行初心者はしょっちゅう後悔するハメに陥るのでした。


この毛糸を買ったのはまだ残暑が厳しい秋のはじめ。都内の某百貨店で購入しました。たまたまフラリと入った百貨店で、某プロ野球球団の日本シリーズ進出?あ、いや、日本シリーズじゃなかった、忘れたけどなんとかシリーズ進出の応援セールというのをやっていて、そこに入っているパピーのお店のワゴンに並べられていたバーゲンの毛糸。5玉入り。見たこともない糸なのでそれが安いのか高いのかもわからないまま、何気なく買っちゃったのです。

それからしばらくして、その毛糸を買ったことすら忘れかけていた頃、Ravelry内を徘徊していて、このジレのパターンを見つけました。フランス語のサイトですが、このパターンは英語で書かれています。編み方がとても簡単そうなのに可愛い! それでほとんど即決でパターンを購入。なぜかというと例の応援セール糸で編もう!とそのとき心に浮かんじゃったのです。ですがこのパターン、子ども用なのでサイズは2歳~12歳までの6サイズ(笑)。

Ravelry: Ewa in english

心に浮かぶのは簡単ですが、それからはけっこう大変でした。パターンは並太(Aran)くらいなのに、この糸、もっとずっと太いのです。糸を見ただけで太さがわかるほど私は熟練ではないので、だいたいいつも表示されている50gあたり(または100g)の長さを参考にするのですが、50g=85メートル。当たり前ですが、ゲージが全然合いません。あーでもないこーでもないとスワッチを編み続けること数回。ついに出た結論は、2歳用の作り目で編めば、ちょうどくらいの大きさになる!

指定糸とは太さが違うとはいうものの、自分の着るものを編むのに2歳児サイズの作り目で編むというのは、なんか不思議な気分でした。編んでる途中も「やっぱり小さいかなー」と何度も不安になり。ま、小さすぎたら友人のお子さまに差し上げようと、開き直って編み続けましたが。


レース模様もとても簡単で覚えやすいし、袖も首周りもすべて直角に編むだけなので減らし目など難しいことは一切なし! 簡単なので大きさのアレンジがしやすかったのがうれしい限り。そしてガーター編みってほんと可愛い♪



そしてブロッキングも終わって着てみると、なんとまあ、ぴったりサイズ! やったー! ぴったりすぎてジレの下に厚着はできませんが、それでも狙ったとおりのサイズに仕上がってほっと一安心。ボタンホールのないデザインで、パターンにはただ「ボタン用のループをつける」としか書かれていないので、編まれた方の情報によりこちらのページを参考にしてつけてみました。お気に入りの一着。



2012年11月3日土曜日

帽子8号完成 - グリーンケーブルズ

手紡ぎした毛糸で帽子を編みました。



使ったのはこちらの黄色のクロスブレッド。同じくクロスブレッドの緑はゴム編み部分に使用しました。そしてライ麦ショールで使った黄緑のソックヤーンといっしょに引きそろえて編んでみました。2本の毛糸をそろえて編むのは、実は初めて(笑)。霜降りっぽくなって、編んでいて楽しかったです。それにしても相変わらず緑ラブ☆な色使い。



パターンは『スウェーデンから届いたニット』から。この本はすべて合太程度の毛糸で作られて、私の毛糸はもっとずっと太かったので、作り目を減らして、ケーブルを8本編むところを7本にしてみました。ちょうどよい大きさに仕上がってひと安心。

手紡ぎの毛糸はモチモチしていて、フカフカ♪ とてもあたたかくて、しかもチクチクしないので、酷寒時の帽子にはうってつけ。 ほんとはもっとたくさん紡ぎたいのですが、スピードがとっても遅くて、なかなか何かを作れる毛糸に育たない。。


久しぶりにひとり反省会を;
  1. 色合わせの勉強をもっとやりたい。
  2. 縄編みをすると目が緩んでしまいます。もうちょっとキレイに編みたいなあ。
大きなポンポンもつけました。古着っぽいコーディネートで楽しもうっと。


2012年11月1日木曜日

ショール3号完成 - ライ麦ショール

ソックヤーンといえば当然靴下を編むための糸ですが、Ravelryを見ていると、海外のニッターさんたちはソックヤーンで実にいろいろなものに編んでいますよね。色がカラフルで編みやすく、その上お洗濯もしやすくてお手入れ簡単となれば、ウェアにしても言うことなしですもんね。

 そこで私も真似してソックヤーンでショールを編んでみました。


Ravelryでも人気の無料パターン、Holden Shawlette です。使用糸はSchoppel-Wolleの単色ソックヤーン。もともとグリーンが大好きで、お店に入ってもなぜか緑色のものに心を奪われる私。朝鶴さんからこの毛糸が届いたとき、いっぺんに気に入ってしまって、うれしくなって、「これは靴下にしてしまうのが惜しいな」と思ったのでした。


普段ソックヤーンで靴下を編むときはUS0号という細い針できっちり編むのですが、このショールは6号針を使ったので、ふんわり仕上がりました。針の太さで毛糸の表情ってこんなにも違うものかと驚き。


パターンの正式名称『Holden Shawlette』は、ノースカロライナ州のホールデン・ビーチで見た波の様子に由来しているそうですが、それを知らずに最初にこの名前を見たとき、私の心に真っ先に浮かんだのは『ライ麦畑でつかまえて』の主人公ホールデン・コールフィールドでした。というわけでホールデンつながりで私のショールはライ麦ショールと命名しました。色もなんとなくそれらしい感じではないですか?

2012年10月31日水曜日

ニットが似合うロック・スターは誰だ その3

お馴染みニットロック・シリーズ。
今回はある意味大本命です。

「ニットが似合うロック・スターって誰?」と尋ねられたとき、多くのロック・ファンが彼の名前を挙げるのではないかと思うのです。私自身、この企画(?)を考えたとき、まっさきに思い浮かんだのがこの人でした。

ただ、彼のことを考えたり思い出したりするのはどうにも気持ちが沈みがちになるというか、やっぱりね、こんなふざけたブログで軽々しく扱うのは気が引けるというか。

とはいえ、ニットとロックの長い歴史を考えるうえで、彼の存在を抜きに語ることはできないのです(大げさ)。



元祖カーディガン男子 カート・コバーンです。発音どおりに表記するとコベインが近いのでしょうが、日本では最初からコバーンが定着しているのでこのまま行きます。
これはあまりにも有名な1993年、Nirvanaのアンプラグドのライブ。ほかのメンバーはシャツ1枚くらいの服装でリラックスした雰囲気。今や元ニルヴァーナというよりフー・ファイターズの、というほうが有名になったドラムのデイヴ・グロールはタートルネック姿ですが、いつものように元気いっぱい。そのなかでカートだけは古着屋で買ったみたいな、毛玉のできたモヘアのカーディガンを着ていて、これがないと寒くてたまらないといった青白い顔をしています。

ロック・ミュージシャンがニットのカーディガン(それも着古して毛玉がついたの)を着てステージに上がるなんてそれだけで衝撃ですが、このときの心から寒そうな彼の表情がね、胸を締め付けるのです。

というのも、翌年カートは自殺。このライブが発表されたのは彼の死後なのです。

"it's better to burn out than to fade away."という言葉を残して逝った彼が、いまは暖かな場所で安らかにいることを願いながら。

2012年10月25日木曜日

くつした8号完成 - Rosebud Socks

今年になって、編み物の本を買いました。
つま先から編む靴下でおなじみのウェンディさんの本です。

私は最初に編んだ靴下がつま先から編む式だったこともあって、実はまだつま先方式しか編んだことがないのです。。Ravelryで「あ、これいいな」という靴下を見つけても、パターンを見て履き口から編む式だとあきらめちゃうというヘタレニッター。

そんな訳で、ウェンディさんのフリーパターンにはずいぶんお世話になったのですが、ウェンディさんファンなので本も買ってみることにしました。なかでも最初(かな?たぶん)された『Socks from the Toe Up』というのが有名なのですが、私が買ったのはその次に出た『Toe-Up Socks for Every Body』という本。おなじみのレース模様だけでなく、ケーブル模様、編み込みの靴下も紹介されていて、とてもステキです。

ということで、早速この本のなかから一番ベーシックなやつ、編んでみました。



Rosebud Socks というパターン。見た目はゴージャスだけど、編み方はとっても簡単よ♪とウェンディさんに励まされて、なんとか編みました。使う技法はシンプルだけど、模様がぜんぜん覚えられなくて苦労しました。私には簡単というレベルではなかったな(笑)。




この本のパターンはサイズが複数紹介されているので便利なのですが、このパターンだけは入門編ということなのか1サイズ(女性Mサイズ)なのです。で、そのとおりに編んだら案の定ちょっと大きかったです。んー、、次からは絶対Sサイズで編むぞー!

とはいえ、自分には珍しくフューシャなんて色で、しかも薔薇のつぼみという名前の女らしい靴下。ちょっと乙女に履いてみようと思います。

2012年10月24日水曜日

帽子7号完成 - 手紡ぎメレー



手紡ぎの毛糸で帽子を編みました。
Meret (Mystery Beret) というフリーパターンです。

この糸は、スピンドルを習った後にはじめて買ったコリデールという羊毛。名前がオシャレなのとナチュラルな色が気に入ってあまり考えずに買ったのですが、紡いでみると初心者にはたいへん手ごわい羊さんでした(笑)。なんというか、毛のなかにポコポコのかたまりがたくさん入っているのです。最初はそういうのを取り除くことも知らず、そのまま紡いでしまっていたので、糸がそのたびに恐ろしく太くなったりして、何度泣いたことか。

おかげでいろいろと調べて、どうやらカーディングという作業が必要なのだということもわかってきました。で、試行錯誤しながら、少しずつ「編んでみてもいいかな?」っていう糸になってきた気がするのです。

で、できたのがコレ。ただし、最初は順調だったのですが、帽子のてっぺんに近づくにつれて、毛糸がだんだん細くなってきて、なんとなくスカスカした感じに(泣)。仕方なくポンポンをつけて頭頂部をごまかしました。ふふふ、ポンポンも手紡ぎの糸で作りましたよ。

なんだか手作り感バツグンの帽子。はやく寒くならないかな、と思います。


2012年10月23日火曜日

九州へ


遅い夏休み第2弾ということで九州を旅してきました。
今回も8日間、レンタカーでのキャンプ旅です。

九州へは5年ほど前にも2週間くらい旅行したことがあるのですが、そのときはバイクだったし、なかなか前に進まなくて、ついに鹿児島までたどり着けなかったという苦い思い出が。チャッチャと効率的に旅行できる人がうらやましい。。いつも何故かなーと考えるのですが、おそらくテントの撤収があんまり上手じゃないのと(汗)、筋金入りのバックパッカーなくせにパッキングが超絶下手くそな相棒がいるのと、私がごはん食べるのにとっても時間がかかるのが原因じゃないかと。

何度反省しても改善の兆しが見られないのでもうあきらめていますが、やっぱり鹿児島行きたい!桜島が見たい!ということで南九州を中心にのんびり回ってきました。

ツーリングといえばやっぱり北海道、というイメージが定着していますが、九州は北海道とはまた違った魅力がてんこ盛りでした。北海道が広い大地を爽快に一直線に駆け抜けるイメージとすれば、九州は山深い秘境のなかをくねくねと峠を何度も越えながらゆっくり進むイメージ。

もちろん沿岸部は違いますが、国道265号というそのスジの人(笑)には「酷道」などと呼ばれている道があって、もうものすごかったです。ナビにだまされて入ってしまって大変でした。日本は山と森の国だなーと実感できました。

九州はすごいです。

あと、九州は温泉! 200円くらいで入れる公営の温泉がたくさんあって、どこもいいお湯で楽しめました。それとやはり桜島。山下清が大好きだったというその風景を一度は見てみたいと長い間夢に見てきましたが、ようやくかないました。火山灰、もんのすごーーーかったですが……。

というわけで九州ラブ☆な旅でした。

写真は鹿児島県、ラムサール条約に登録されている藺牟田池にて。

2012年9月28日金曜日

編み物のおとも

編み物とラジオって相性がいいですよね。
テレビやDVDを見ながら編めちゃうツワモノの方もいらっしゃいますが、私はトライしたけど駄目でした(笑)。というわけで最近のお気に入りは Radionomy というサイト。
ベルギーのサイトですが、ものすごい数のラジオ局があって、無料で聴けます。ジャンルもさまざま。ひたすらモーツァルトだけを流す Radio Mozart とか、すごい人気みたい。私はラジオ・バッハがお気に入り。リラックスしたいときはこれ。集中したいときはやっぱりロック(笑)。おしゃべりやCMが入らないのもいいんだな。

そういえば、ビーチボーイスが今年発表したアルバムのタイトルは『That's Why God Made The Radio』でしたし、時代はやっぱりラジオかな(笑)。
昔からタイトルに radio がつく曲には名曲が多いと思います。

クイーンの『Radio GaGa』
ラモーンズの『Do You Remember Rock'N'Roll Radio』
バグルスの『ラジオスターの悲劇』
R.E.M.の『Radio Free Europe』
クラッシュの『This Is Radio Clash』などなどなどなど、秋の夜長は音楽三昧ですね。

2012年9月27日木曜日

プルオーバー2号完成 - ほろ苦リネン

前回編んだQuinceのCotton Nyanen、実は練習用に編んだもの。ほんとうはこのリネンの糸で編みたかったのですが、いい糸なので実戦演習を積んでからにしたかったのです。


そして満を持して登場。アメリカのサイトから購入したQuinceのリネン、sparrowです。Quinceはアメリカの糸屋さんですが、こちらのリネンはベルギーのオーガニック・リネンを使用。イタリア製とタグに書いてありました。


手書きのカードが添えてあったり、タグがおしゃれだったりで、いちいちテンションが上がります。パターンは前回編んだことで頭に入ってるし、早く着たいなーと早速編み始め。正直いうと前回は、出来上がってから模様の編み間違いを発見したりして、完璧な出来とはいえなかったので、今回はていねいに、ていねいに......。


おかげで、大きな事故もなく編み進められたと思ったんだけど。衿ぐりの伏せ止めはもうちょっとゆるめでもよかったかな、という反省点はありますが。


だけど、ブロッキングをしてハンガーにかけてみて驚愕。な、なんか長いよね。。。
おまけに幅も微妙に広くて、着てみるとなんか袋っぽい(笑)。どうひいき目に見ても似合ってないーーー!

サイズ的にはほぼ計画通りなのですよ(着丈以外は)。だけど、やっぱりなにかが違う感じ。前回の赤ピンクのときは自分なりに満足だったのになー。それが編み方のせいなのか、仕上がりの大きさか、素材か、色か、特定はできないのですが、ちょっと残念な結果になってしまいました。あんなに気合い入れて編んだのにーーー!

結局、赤ピンクはこの夏、意外なほど大活躍しまして、けっこう着倒しました。が、こちらのリネンは一度着たきり。。。来年これをほどいて、リベンジしようと心に誓うのでした。
ちょっとほろ苦いひと夏の思い出。

2012年9月15日土曜日

北の大地へ


この夏は息をするのが苦しいほどの暑さが続いて、だけど相棒はこの暑さのなか仕事をがんばってきたので、そのごほうびということで、ちょっぴり遅い夏休みを取って旅行してきました。8日間の北海道の旅です。

これまで国内の旅行はほとんどオートバイ(それも250ccのちっちゃなオフ車にタンデム)だったのですが、今回は初めてレンタカーで。

北海道は以前2か月かけてゆっくり回ったことがあるのですが、それでも道央と道南は行けなかったので(ええ、私たちの旅は全然前に進まないんですw)、今回はそこメイン。8日間という短期間も、レンタカーという形態も初めてのことだったので、いろいろと新鮮でした。生まれて初めて車中泊も経験(笑)。イヤッホウー!

自動車って便利ですねー。日に焼けないし、暑くないし、雨が降っても濡れないし、ヘルメットのシールドに虫がガツーン!とものすごい勢いでぶつかってくることもないし、中で着替えられるし寝れるし、走りながら飲んだり食べたりできるし。ナビがあるから迷わないし。

だけど、旅のおもしろさという点では、バイクには敵いません。なんていうか、 車ってやっぱり走る個室なんだよね。実は我々ふたりとも閉所恐怖症なので(笑)。こんなステキな道、バイクで走ったら鳥肌が立つほど感動するだろうなーと何度も思いました。いや、それでも、うん、やっぱり北海道は最高。旅のスタイルはみなそれぞれ違っても北海道は必ず旅人に感動を与えてくれる。

函館山の夜景も、ニセコの温泉も、余市の海鮮丼も最高。あまりの感動に「もう死んでもいい!」と何度も思った。北海道は道東だよ、なんてライダーたちは訳知り顔に言うけど、北海道はどこもかしこも最高!

キャンプ場でたくさんの旅人に出会いました。北海道を自転車で縦断していて、これから沖縄を目指すというアメリカ人の女の子、74歳のオフロード・バイク乗り、バイクで日本一周中の大阪の青年。短い期間だったけど、いい出会いがたくさんありました。

さて、次はどこに行こうかな?

写真は余市のニッカウヰスキーの工場見学で。


2012年8月31日金曜日

プルオーバー1号完成 - cotton nyanen

さすがにこの暑さではウールの手紡ぎをする気になれず、
でも編み物の手は休まりませんでした。


編んだのはQuinceというアメリカの糸屋さんのパターン。
Nyanen Teeというリネンのノースリーブ・プルオーバーです。Teeというだけあって、とっても簡単な編み方で出来上がりもカジュアルな雰囲気。ジグザグのレース模様がきれいなのです。

ほんとはこれを編むために、Quinceからリネンの糸を購入済みなのですが、いきなりいい糸を使うのが怖い初心者ニッター(笑)、昨年買った「さわやかコットン」という糸が余っていたので、それで試し編みをすることに。

ボトムから輪編みでぐるぐる編んでいったのですが、途中で赤の糸がなくなり、ちょうどバストラインのあたりでやむなくピンクの糸にチェンジしました。我ながら「ギョッ」とするような色使いですが、着てみると意外とかわいいと思ったりして。この夏けっこう活躍してくれました。

だってこれ、ほんと涼しいんだもん。


2012年7月4日水曜日

あじさい


暑い一日でした。
公園で紫陽花を眺め、帰りに画材屋さんに寄って、つい水彩色鉛筆とスケッチブックを買ってしまいました。

2012年6月29日金曜日

クリームソーダのアイスが溶けた色

前回のレインボー染めがあまりにも派手派手だったので、今回は色を抑えてみました。どうかしら?


レインボー染めは赤・青・黄の3原色の染料を加えて、偶然できた色を楽しめるものだけど、今回は青・黄だけを使用。なので全体に黄緑、ところどころ淡いブルーや黄色がうっすら混じっている仕様に。



初夏らしくちょっとはさわやかな色になったかな? 素材は思い切りあたたかいロムニーですが。

2012年6月25日月曜日

she is a rainbow

暑さに負けずできるだけ長くウールを編んでいたいなんて宣言をしたように記憶していますが、舌の根も乾かないうちに早くもこっそり夏糸で編んでいたりもしています。

でもやっぱりウールが好き。
今日みたいに過ごしやすい気温の日は、まだ毛糸を紡いだりしています。さすがに日中は手のひらがちょっと汗ばむこともありますが(笑)、楽しい♪
で、白いロムニーばかりもいかがなものかと思い、レインボー染めに挑戦しました。

お鍋にスライバーを敷きつめ、染液をかけてしばらく弱火でコトコト。なんというか、一応できました(汗)。


も、ものすごいレインボー! こんなに派手派手になるなんて予想していなかった! 

実はこのとき、たまたまグレイトフル・デッドのTシャツを着ていたのですが、色合いがあまりにソックリで、もう笑うしかない。。。

気がつけばひとりヒッピー 祭りとなりましたが、ここまで来たら勢いで紡ぎます。ええ、紡ぎますとも。

紡いでみたら、いろんな色が次々と現れてきて、とっても楽しいです。


言い方を変えると、同じ色は二度と出てきません(笑)。まさに色のシャワー。さんさんと降り注ぐLOVE & PEACEなカラーたちよ。




結果的にはとても気に入ってしまったのでした。派手すぎて有無を言わせない感じが好き。ぜひ、この毛糸でなにか編んで、ご近所の奥さまや友人たちを思い切り驚かせて差し上げたい!

ただ残念なことに出来上がりの糸長が80mに満たない感じなのです。これだと帽子はちょっときびしいかな。。。 うーん、なに編もう?

2012年6月17日日曜日

基本のロムニーと新しいスピンドル



スピンドルの紡ぎを始めて、5か月が経ちました。その間、上達したのかしないのか、自分でも悶々とする日々が続いたりしました。当初私が思い描いていたのは靴下が編めるような中細くらいの毛糸。だけど、どうがんばってもどっしりとした並太以上のごっつい糸にしかなりません。がんばって細く紡ごうとすると、糸が切れてしまいます。

こういう不器用なひとにはこれが限界かな、なんて思いつつ、ジタバタしていました。で、ある日、通販で買ったスピンドルのそのページを改めて見てみますと、説明文にこう書いてありました。。
重さがあり、回転比もゆっくりで、より太い糸紡ぎに適しています。
なんと! 買ったときはそこを読みもせず、ただ羊の絵が描いてあってカワイイので買ってしまっていたのでした。

ということは、スピンドルの重さと紡ぐ糸の太さには相関関係があったのか! もっと早く気づけ自分!

これまで上手に思うような毛糸が紡ぎなかったのは、自分の腕のせいだけでもないのかもしれない、と都合よくそう思い込むことにして、さて、ではどういうスピンドルがいいのかなと調べてみますと、けっこうスピンドルを手作りされている方がたくさんいらっしゃるのですね。要はコマのように回ればいいわけですから、厚紙やCDなど、いろんな素材で作れることがわかりました。

写真のスピンドルは、籐で編んだコースターの真ん中に菜箸を突き刺して作ったもの。真ん中に小さな穴が開いていて、お箸を通すにはうってつけなのですが、微妙に穴が中心からズレているようで、回すのにはちょっとコツが必要みたい(汗)。

ともあれ今までより格段に軽くて回しやすいので、糸がブチブチ切れることもなくなり、快適♪ ちょっと細い糸が紡げるようになってきました。これはロムニーのスライバー。講習を受けたときに使ったのと同じ羊毛です。講習のときに「ロムニーは初心者にも紡ぎやすい基本の羊なので、迷いが生じたらロムニーに戻るといいよ」と教えていただいたので、さっそく戻っています(笑)。

2012年6月15日金曜日

ショール2号完成 - ブルーシトロン



ブロッキングが終わり、完成いたしました! おそろしくレトロなハンガーにかけてありますが(笑)、うれしくて早速写真を撮りました。



実は編むときに2段飛ばしてしまって、等間隔の同心円がきれいに並ぶパターンのはずが、ややアシンメトリー?な雰囲気になったのはご愛嬌。
編み方は難しいところは何もなくて、すぐ覚えられちゃうんですけど、フリフリしてるところはすべての目をkfbで一気に2倍に増やしていくので、最後は1段540目とかになって、そういう意味では1段がなかなか終わらないという初体験をしました。

編み物を始めて、特にRavelryをやるようになって、ショール編みってとても人気があることを知りました。私もいいなあとは思うものの、今まではちょっと二の足を踏んでいたのです。レース糸みたいな細い糸を編むのが自信なかったし、第一、ショールってどうやって使うのか、ちょっとイメージがわかなかったから。仕事中に冷房が効きすぎているときなんかは私も(市販の)ショールを肩にかけたりしていましたが、それ以外で思い浮かばず……。

だけど今回編んでみて、わかりました。ショールを編むのってなぜか知らないけど、楽しい! だいたい私が編み物をするときって、ソファの上にあぐらをかいて、お気に入りの音楽をガンガンかけながら男らしく編んでいるのですが(笑)、ショールを編むときに限って自分が女子だなって感じがするのです。これで女子力がアップする訳ではないと思いますが、こういうのもいいなあと思って、これからもショールに挑戦するぞー!!と思いました。



それにこれは小さめのショーレットなのでマフラー風にくるくる首に無造作に巻くなんていう使い方もよさげです。Ravelryのプロジェクトページにもそんな写真がありました。

ところで今気づいたんですが、最近ブルーなものばかり編んでる気がします。。やっぱり自分、ブルーが好きなんですね。今度は赤とかピンクとか、暖色系で行きたいなあ。

2012年6月13日水曜日

ショール2号 - citron



またまたショールを編みました。しつっこく冬ものです。こうなったら行けるところまでウールで突き進もうと最近は考えています。
パターンはRavelryの人気パターンでCitronというショール。大きさからいうと正確にはショールではなくてショーレットかな、と思いますが。これも無料パターンで、すでに9500回以上編まれています。すごいですよね。

上の写真は編み上がった直後なので、まだクタクタの状態。これがどんな風に変化するのか、ちょっと楽しみなんです。というのも、使用した糸がちょっと変わり種だから。



使ったのはカラーマートさんという毛糸屋さんのもの。カシミアやシルクを専門に扱っているイギリスの糸屋さん。でも日本語ページがあるので日本語でお買い物できます。有名(?)ブランドで使われるカシミアやシルクなどの素材を製造している紡績工場から、その残りを販売しているそうなので、カシミアなどの贅沢な素材がけっこうお手軽価格で買えちゃいます。価格は送料込み。ほとんどが150gのコーン巻で、すてきな色の毛糸たちの写真がズラリと並ぶウェブサイトを見ると興奮せずにはいられません(笑)。

私はいきなりカシミア100%を買う勇気がなかったので、カシミアとメリノの混紡にしました。
もちろん生まれて初めてのカシミアですが、その肌触りのよさにうっとり。やわらかくて暖かくて軽くてしなやか! さすがカシミアという感じ。意味もなくいつまでも撫でてみたりして(変態)。一気にカシミアファンになりました。

そしてこの毛糸のどこが変わっているかというと、工業用の糸のため、こちらの毛糸はすべて洗う前の油分のついた状態で売られているというところです。このため、まずはコーンをかせにして熱いお湯で洗い、それから糸玉にする必要があります。そこがちょっと面倒といえば面倒。

ただし、私が買ったのはレース糸。こんな細い繊細な糸をかせにして洗って干して玉に巻き直して。。ってそんなことしたら絶対絡まって収拾がつかなくなること必至だと思ったので、反則とは思いながらも編んでから洗うことにしました。ショールなら洗ったあとで多少サイズが変わっても問題ないしね。油分がついた糸ということですが、編んでるときに手がベトベトしたりとか、そういうことは全くなかったですよ(笑)。ただ洗うと油分が落ちてかなり毛糸がふんわり膨らむみたいです。

ということで、ただいまブロッキングの真っ最中。洗ってみたら確かに糸がふんわりとなって、編み目も気のせいかきれいに揃った気がします。乾くとどうなるかな? 楽しみです♪

2012年6月10日日曜日

ショール1号完成 - 4W1Hなショーレット

2月から編んでいたショールです。ようやく完成の運びとなりました。



初めてのショールなので、わかりやすいパターンを、と思い、Ravelryでこれを選びました。決め手は無料パターンであることと、名前が「really simple shawlette」だということです。直訳すると「本当にシンプルなショーレット」。なんとわかりやすい。

ちなみにshawlではなく、shawletteです。
今まで意識していませんでしたが、海外では大きな(通常サイズの)ものをショール、小さめのものをショーレットと区別しているんですね。

小さいほうが出来上がりも早いし、お試しには最適です♪




と思ったのですが、さすがに簡単すぎました。毛糸がアレなのでわかりにくいのですが、ほんとにシンプルなガーター編みです。
よくメリヤス編みが延々と続くと飽きちゃう、なんてことをあちこちのブログで拝見しますが、まさか自分が単調なガーター編みで飽きる日が来るなんて、ちょっと編み物上級者になったような気分でうれしいです。(うれしいんかい)

だって、今まではそんなことを考える暇もないほど必死に編んでいましたから。間違えないように祈りながら。

で、うれしいのは結構だけれども飽きたり他の編み物に浮気したりでずっと放置していました。



これを編もうと思い立ったきっかけというのも、昨年末の大掃除のときに押入れの奥からこのモヘアの糸を発掘したからなのです。
まったく記憶にない、初めて見る毛糸。まさに古代史を揺るがすような発掘でした(笑)。

いつ、どこで、なぜ、いくらで買ったのか。5W1Hのうち、4W1Hまでが全くわからないのです。明らかなのはただひとつ、who、誰が買ったかということだけ。それは私なのです。
完全に記憶はないけれど、ここにあるということは私しか買う人間はいないから。

そう書くとまるでミステリーみたいですけど、買ったものを忘れるのは割と日常茶飯事でして、私の本棚には買ったことを忘れてまた同じ本を買ってしまい、ふたごのように仲良く並んでいる本が数ペアあります(笑)。こういうことってないですか?



でもってますますミステリーなのは、これがモヘアのいわゆるファンシーヤーンだということ。ファンシーヤーンってちょっと苦手なんですよね。自分が身に着けて似合うとは絶対思えないし。なのであえてこれを購入したあの日の自分に問いただしたい気持ちでいっぱいなのです。なぜこれを買ったの?

ちなみにラベルには「CHUNKY TAM universal」と書いてあります。メーカーは「MARUTAKA KEITO & CO., LTD.」さらにその下に「OSAKA 日本製」の文字が。大阪のマルタカ毛糸? うーん、聞いたことない。。。

ほんとにどこまで謎なんでしょうね。ちなみにパターンは私でもすぐ理解できるほど超絶カンタン! いろいろアレンジも楽しめると思いますので、ぜひ!

2012年6月8日金曜日

くつした7号完成 - true colors socks

ようやく編み上がりました。



靴下も7足目だし、今回は模様編みじゃないし、これまでの経験から目数も適当に決めちゃったし。 ということで確かに気が緩んでいたのだと思います。
結局、左右のボーダーの色が全然合わず、片方をほとんど解いて編みなおしました。

今回の教訓。最初にきちんと色を合わせておく手間を惜しむな。やり直すほうがよっぽど時間がかかる(笑)。

そして今日は真夏のように暑いのです。ウールのソックスなんて見るのもイヤになるほどに。




だけど、これはこれでよい勉強になりました。私は器用じゃないし、センスがあるわけでもないけど、経験も乏しいけど、こうやってひとつひとつ自分で学んで進んでいけるというのは幸せなことだと思うのです。

ただ、写真ではわかりにくいのですが、この靴下、Jacquard Superwashという毛糸を2巻使用しているんですけど、同じ店で同時に購入してロットも同じなのに、なんと色が1巻ずつ違うのです。いや、外側の見た目は同じだったのですよ。でも片方編み終えて、さて、次の1巻に移ろうかなーと鼻歌混じりで真ん中がら糸をピッと引っ張り出すと、なんだか色が褪せて見える。気のせいかなと思ってさらに引き出してみても、やっぱり染料が足りなかったみたいな色あせが。。。

こういうこともあるんですね。とはいえ、この毛糸は1年以上も前に買って温めておいたものだし、いまさら返品や交換もできまい、と思い、そのまま編みました(笑)。

したがって、よく見ると左右で色が若干違っていたりするわけです。ほんとの色がどっち?ということでこの靴下は「true colors」と命名しました。

どんどん履いて洗濯するうちに左右の差がなくなればイイナ♪
相棒よ、ネバーマインド。