2012年6月10日日曜日

ショール1号完成 - 4W1Hなショーレット

2月から編んでいたショールです。ようやく完成の運びとなりました。



初めてのショールなので、わかりやすいパターンを、と思い、Ravelryでこれを選びました。決め手は無料パターンであることと、名前が「really simple shawlette」だということです。直訳すると「本当にシンプルなショーレット」。なんとわかりやすい。

ちなみにshawlではなく、shawletteです。
今まで意識していませんでしたが、海外では大きな(通常サイズの)ものをショール、小さめのものをショーレットと区別しているんですね。

小さいほうが出来上がりも早いし、お試しには最適です♪




と思ったのですが、さすがに簡単すぎました。毛糸がアレなのでわかりにくいのですが、ほんとにシンプルなガーター編みです。
よくメリヤス編みが延々と続くと飽きちゃう、なんてことをあちこちのブログで拝見しますが、まさか自分が単調なガーター編みで飽きる日が来るなんて、ちょっと編み物上級者になったような気分でうれしいです。(うれしいんかい)

だって、今まではそんなことを考える暇もないほど必死に編んでいましたから。間違えないように祈りながら。

で、うれしいのは結構だけれども飽きたり他の編み物に浮気したりでずっと放置していました。



これを編もうと思い立ったきっかけというのも、昨年末の大掃除のときに押入れの奥からこのモヘアの糸を発掘したからなのです。
まったく記憶にない、初めて見る毛糸。まさに古代史を揺るがすような発掘でした(笑)。

いつ、どこで、なぜ、いくらで買ったのか。5W1Hのうち、4W1Hまでが全くわからないのです。明らかなのはただひとつ、who、誰が買ったかということだけ。それは私なのです。
完全に記憶はないけれど、ここにあるということは私しか買う人間はいないから。

そう書くとまるでミステリーみたいですけど、買ったものを忘れるのは割と日常茶飯事でして、私の本棚には買ったことを忘れてまた同じ本を買ってしまい、ふたごのように仲良く並んでいる本が数ペアあります(笑)。こういうことってないですか?



でもってますますミステリーなのは、これがモヘアのいわゆるファンシーヤーンだということ。ファンシーヤーンってちょっと苦手なんですよね。自分が身に着けて似合うとは絶対思えないし。なのであえてこれを購入したあの日の自分に問いただしたい気持ちでいっぱいなのです。なぜこれを買ったの?

ちなみにラベルには「CHUNKY TAM universal」と書いてあります。メーカーは「MARUTAKA KEITO & CO., LTD.」さらにその下に「OSAKA 日本製」の文字が。大阪のマルタカ毛糸? うーん、聞いたことない。。。

ほんとにどこまで謎なんでしょうね。ちなみにパターンは私でもすぐ理解できるほど超絶カンタン! いろいろアレンジも楽しめると思いますので、ぜひ!