2012年5月27日日曜日

しびれました

図書館でエド・サリヴァン・ショーのDVDを借りて観ました。

最近、我が家ではちょっとしたエルヴィス・プレスリー・ブームでして(笑)、エルヴィスといえば映画『マン・オン・ザ・ムーン』でエルヴィスの真似をして名曲「ブルー・スエード・シューズ」を熱唱し、観客を湧かせた伝説のコメディアン、アンディ・カウフマンを演じたジム・キャリー、くらいしか今まであまりイメージがなくて(なんてややこしい入り方!)、若いころの本物の(笑)エルヴィスかっこいいなあーなどと楽しんでいたのですが、その他にもジャクソン5だのアニマルズだの懐かし&お宝映像が満載なのですが、それらが全部吹き飛んでしまうくらいものすごいのを発見!

ティナ・ターナー!

ティナは前から好きだったのですが、どちらかというとソロになって1980年代に復活を遂げたティナしか知らなかったので、70年代のアイク&ティナ時代のティナには、なんというかブッ飛びました。参りました。いやはや、かっこいい!

↓の動画はエド・サリヴァンのときのじゃないけど、振り付けからして同時期のライブだと思います。



編み物とはなんの関係もないけれど(笑)。

2012年5月18日金曜日

カーディガン1号完成 - お花見カーデ



3月に編みました。
初のカーディガン、初の海外パターンでのウェアです。
その世界では有名なHeidi Kirrmaierさんというカナダ在住のデザイナーさんのPeasyというパターン。
Ravelryで一目惚れして以来、ずっとqueueに寝かせてあったのですが、ついに完成。とてもうれしいです。



基本的には昨年編んだ「Marine blue Sweater」同様、トップダウンでラグランの線を増し目しながら編んでいって、ボディと袖に分けたらあとはグルグル編んでいくというものでしたので、英文でも編み方で悩むことはそれほどありませんでした。

胸元のレース模様もそれほど複雑でもなく、分量も控えめなので私でも編めました(笑)。
ネックトリムのところだけ解読するのがちょっと難しかったのですが、正直申し上げて毛糸のよさに助けられて(笑)、なんとか誤魔化せました。ワハハ

初心者こそいい毛糸を使うべきである、とどこかで読んだ気がするのですが、まさにその通りでして、指定糸のRowan Felted Tweed DK、特にこのDuck Eggという名前の色はほんとうに素敵です。
アヒルの卵色といわれてブルーをイメージする日本人ってどれだけいるのかわかりませんが、とってもさわやか。もともとブルーは好きな色だけど、Duck Egg、気に入りました♪


仕上がったのは3月の終わり。今年は2月3月と寒い日が多くて桜の開花が遅かったため、無事お花見に間に合いました。この春、大活躍のカーディガンになりました。

2012年5月16日水曜日

新緑がまぶしい


秋の紅葉ももちろん感動的に素敵だけど、次々と誕生して気持ちよさそうに呼吸している、生まれたばかりの葉っぱたちが大好き。

あっという間に大人になっちゃう新緑を今年はあとどれくらい楽しめるかな。

今日は暑くなりそう。自分の身体も真夏の暑さを思い出してきたみたい。
羊毛を紡いだりウールの毛糸を編んだりできるのも今のうち。

2012年5月11日金曜日

ベスト1号完成 - ミスター正統派

できあがったのは2月なのですが、今となってはたいへん季節はずれな訳ですが、記録として残しておきます。これ以外にもけっこうこまごまとした小物を編んだりしたのですが、そちらは省略。



私が編み物を始めるきっかけともなったサイト『たた&たた夫の編物入門』から「ツイードの前あきベスト」です。 ある日たまたま訪れたこのサイトで「へぇ~、編み物っておしゃれなんだな」と思い、さらに海外の編み物が日本のとは違う部分がけっこうあることを知ってとても興味を持ったのが最初です。

でも紹介されているウェアを編む技術も気力もそのときはまだなくて、小物をメインに編んだり、しかもつま先から編むソックスとか、とじはぎなしのプルオーバーとか、簡単といえば簡単ですが、なんとなく本筋から離れているような(最近はつま先靴下もとじはぎなしもよく目にするようになった気がしますが)、「そっから入る?」みたいなところからスタートしちゃったなーという思いは実はなんとなくあったのでした。「いいじゃない順番なんて。編みたいものを編みたい順に編めば」と思ってはいるのですが、いかんせん本を見て「わ、これ素敵♪ 編みたい」と思ってもテクニックがね、身についてない(笑)。

要するに編み物の教則本で「これは基本中の基本ですよー」と教えているような技術を知らずになんとなくここまでやり過ごしてきちゃったという思いがあって。
引き返し編みは知らないけどラップ&ターンはなんとかできる、みたいな。

そこで、去年の11月の終わりにこのベストを編んでみることにしました。クリスマスに間に合うかな、と思いつつ、相棒のベストです。(いきなりプレゼント用……笑)



まずは教科書を手に入れて。




糸は憧れのRowan Felted Tweedです。メンズだけど赤、なんです。だけど深みがあって温かみがあって男の人にも似合う赤だと思います。

ただ、ゲージが合わなくて苦労しました。たたさんのサイトではRowanspunというすでに廃番になっているらしい糸で針は6号なのですが、毛糸が違うせいか私の編み方に問題があるのかゲージが合わず、結局4号でなんとかなりました。指定より2つも細い針なんて、いいのかなーとドキドキ。

結局、完成までに3か月近くかかりました。クリスマスには間に合わず、お正月も、バレンタインも、相棒の誕生日にも間に合いませんでした(笑)。メンズのウェアって編む分量がハンパなく多いのですね。。

編み方自体、ウェアを編みなれている方でしたら難しいところはないと思うのですよ。ただ私の場合、肩の引き返し編みとか、肩はぎ、脇とじ、前立てなどなど、初めてのことだらけで教科書を見ながら基本のテクニックをやってみるのは大変でした。でも、とてもいい経験になったと思います。ただし、2目ゴム編み止めだけはどうしてもできなかった(笑)ので、いつものジェニーさんののびのび伏せ目にしてしまいました。



なんとか完成までこぎつけたのですが、細かい部分では残念なところがたくさんあって、とても満足できるものではありません。だけど、きちんと基本に則ってやったぞという達成感を得られたのでうれしい限りです。

でも、これで本でも雑誌でも、どんなパターンでも編める!という自信まではまだなくて、やっぱり当分はRavelryでtop-downとかseamlessとかそういうのを探して編むんだろうなあ(笑)。


2012年5月9日水曜日

くつした7号 - まだ編んでる、いや、編みなおしだ



4月に入ってすぐ編み始めて、いまだに完成しない靴下。。。
もう1か月以上かかってる。ウールなのでこれは次の秋冬用。私のじゃないけど。相棒のだけど。
相棒よ、気長に待て。待てば海路の日和あり。
ぜんぜん関係ないけど、「待てばカイロの日和あり」だと思っていました。
最近お天気悪いけど、待っていればエジプトのカイロみたいな、あったかくてお日様サンサンの天気になるよ~みたいなね。

リブ編みでどうということのない靴下ですが、一応自分で目数とかどれだけ増し目するかとか考えて作っているので、オリジナルということになるのでしょうか。

あと少しだ。がんばれ!


と思ったのですが、よく見ると踵のところ、左右で色が全然違う!!!

ま、多少の違いはご愛嬌ということで。相棒よ、ネバーマインド。
で切り抜けようと思ったのですが、さらによく観察してみると左右の大きさが2cmくらい違っていました。ぐぬぬ

それもそうか、つま先のところは色を合わせて編み始めたのに踵でこれだけ違うということは、甲の部分の長さが左右で違うということか。



丸1日悩んだ末、片方を途中までほどいて編みなおすことにしました。
こういうこともある。人生だもの。

2012年5月5日土曜日

紡毛糸? 梳毛糸?


染色羊毛、というものを買いました。 クロスブレッドという羊の毛を染めたもので、目の覚めるような黄色です(笑)。

染めてある羊毛を買ったのは、スピンドルの練習をするのにカラフルなほうが楽しくできるかな、という単純な理由。あまり深く考えていなかったのですが、思った以上に手強い羊ちゃんでした。

最初に練習したロムニーやペレンデールは、毛がくりっとしたくせっ毛で、紡いでいるときに自然と絡まり合って糸になってくれる安心感みたいなものがあったのですが、この色つきクロスブレッドさん、なんというかストパーかけたような直毛で、なかなか私の手になじんで糸になってくれないのです。いわゆるツンデレですな(笑)。いや、ツンデレだったら「デレ」の瞬間もあるはずなのですが、もうツンツンしっぱなしで、ようやくスピンドルに慣れたと思ってちょっと自信のようなものが湧いてきたところだったのに、時計が逆戻りしたみたいに初心者以下になって糸がブチブチ切れてしまうのです。

困りました。

で、戦術を変えました。はじめはスライバーの状態でそのまま紡いでいた(いわゆる梳毛糸?)のですが、これをハンドカーダーにかけてローラッグという物体にトランスフォームさせてから紡いだほうが(いわゆる紡毛糸?)ツンツンしにくいのではないか、と。

それでハンドカーダーという道具も買ってみることにしました。ペット用のブラシを大きくしたみたいな道具です。意外とお値段が高くてビックリです。いままでに購入した編み物道具のなかでも一番高価だと思います。

このハンドカードという作業もこれまた手強くて、これはこれで後日書いておきたいところですが、結果から申し上げると、「いきなりスライバー紡ぎ」よりはいくぶんマシになりました。糸が切れなくなっただけでも気持ち的に楽です。

だけど、これが果たして本当に紡毛糸というものなのかどうか、はなはだ疑問なんだなあ。「空気を含んで軽くて温かくふわっとしている」のが紡毛糸だとしたら、いま私が紡いでいるのがそれに当たるのか、ちょっと自信ないです。

いろいろ、わからないことだらけなんだけど。それでも、糸を紡ぐのは楽しいからいいです。ゆっくり研究していきます。