2011年3月31日木曜日

半分できました

昨夜ついに靴下の片方ができました!
「KNIT WORK けむくじゃら」さんのパターン Zig-Zag Socksはハイソックスなのですが、
毛糸が足りなくなりそうなのと、あくまで試作品なので今回は短くしちゃいました。



えー、アラが目立たないようにイメージ画像風に撮ってみました(笑)。
ソファテーブルの上に足を乗っけてカメラ構える姿ってどうかと思いますけど、
朝日が差し込んでいて、その光がきれいだったものですからつい。

そして着用シーンだけなのはまだアイロンかけてないから。
脱ぐとクタッとなってる。




ジグザグ模様がきれいなパターンなので、絶対ハイソックスにしたほうが長いジグザグを楽しめると思います。ま、今回はこれでヨシとしよう。


いまの正直な感想としては、よくここまで来たなという感じです。
つま先に3日かかった割には、かかとは思いのほかアッサリ通過することができました。
だけど

  • かかと部分の整理編み、1箇所「2目一度」するの忘れたらしく、次の段に来たら不思議なことに1目増えていたので、適当にごまかした
  • すべり目にすべきところを1箇所すべらせずにそのまま編んだ

という反省点はあります。ありますが、だけど細かいことは現時点でぜんぜん問題ない!
だって履けてるんだもの。しかも履き心地サイコー! 片足だけこれ履いて踊りだしたい気分よ♪

ただ……、最後の伏せ止めがちょっとキツイのです。で、着脱にはちょっと苦労します。。
最初4号針でやってみたら、キッチキチになったので、6号針でやり直したんです。
ゆるーくなるように。
それでもまだキツかった。人間のかかとって想像以上にデカイですね(笑)。

それと、コレ↓


三角マチの上のところ、微妙に穴が開いてる。
反対側はきれいにできたんだけどな。

これも私が着用する分には全然オッケーのレベルなんだけど、いつか家族や友だちに編んであげたいので、それまでには穴が開かない方法を研究したいなー。



というわけで、もう片方をこれから編む自分への申し送り事項;

  1. 伏せ止めをもっとゆるく(8号針くらいでやったほうがいい?)
  2. 三角マチで穴が開かないように注意
  3. とにかく編み間違えないように!!

2011年3月29日火曜日

Hetterson

編み物を始めてから、おしゃれなニットウェアが気になります。

先日見つけたのは、オレゴン在住の Hannah Elise さんによるハンドメイドのウェア&ニットのブランド、Hetterson


海外のサイトを徘徊していると、なんていうか色づかいとか、写真の撮り方とか、ほんとうにキレイで勉強になります。
シンプルでもっさりしていない印象。ステキ♪

下のニット、現在は注文殺到で供給が追いつかないため、一時オーダーをストップせざるを得ないほどの人気みたいです。

肘のパッチ、かわいいもんなあ…。







Hetterson

2011年3月28日月曜日

春を待ちわびて

今日、東京で桜の開花が宣言されました。
去年よりは6日遅いけど、今年のほうがむしろ平年並みなんだそうです。
こんなにも、人生始まって以来最大といっていいほど辛い出来事が起きている最中、
被災地の寒さを思うと「ああ、早く、早く春になれ」と思い続けてきましたが、
実はもう私のまわりでは確実に春になっていたんですね。

自然の厳しさ、そして優しさ、美しさを思い知らされる今年の春です。

さて、靴下のほうは最初のラップ&ターンの苦労がウソのように順調に?編み進めています。
まもなく第2の関門、かかと部分に差し掛かります。
間違えずに行けたらいいんだけどな。

ここまで編んできて思うこといくつか;
  1. 1段編むごとに出来上がりを妄想して、3分くらいぼーっとなる癖をなんとかしたい
  2. 編み方が上手じゃないので、ときどき毛糸が割れる。次回からはなんとか割らずに編みたい
  3. 編んでいると姿勢が悪くなるのが気になる。丹田を意識して、背骨まっすぐに!
  4. 途中で毛糸が異様に細くなる箇所があったよ。こういうときはそこを切り落として編むべき?気づくのが遅かったので、そのまま編んじゃったよ
ま、エンジョイしましょう!


これは去年の桜。

2011年3月26日土曜日

氷解

やややや、やっと靴下のつま先部分が編めましたー!
やー、何日かかったんだろう、そして何回編みなおしただろう。
カウントしておけばよかった。でも、おそらく30回は下るまい。

編みなおしすぎて毛糸がなんだかモフモフになってきてしまった。
でも編みなおすたびに失敗した部分の糸を捨ててたら、あっという間に一玉使ってしまいそうだったので、「これはあくまで試作品だから」と自分に言い聞かせて続行した。

おかげでつま先部分はすでにケバケバな感じ。めでたく一足編めた暁には
片方がモヘアで片方が普通の中細、みたいな状態かもしれません。
それくらいやり直しました。

最初は、つま先を立体的に編んでいくというのが想像もつかなくて、
それと wrap & turn がどう関わってくるのかも見当もつかなくて、
いろんなところで解説されているのを読んで、

すべり目の根元に糸が巻きつきます
みたいに書いてあるのを目にしても、
「毛糸が蛇みたいに自動で巻きつくのか?」と妄想していたくらい。
「巻きつけるのは自分だ」と理解してからもラップを忘れたりアレコレやらかして
はい、やり直しー。の繰り返し。

ようやくつま先の半分ができた!もう大丈夫だ!と自信に満ちてもう半分に進んだら、
今度はさっきラップした部分を「整理編み」? concealing wraps? しなくてはいけないらしく、
これも解説ではアッサリと
巻きついた目を引き上げて、一緒に編む
ってなってるけど、その「引き上げ方」がわからない。
針の先にひっかけてちょいと持ち上げてみてはため息ついたりしてました。
もうほんと、ひどい状態でした。そんなこんなで3日間(笑)。

おかげさまで少しずつ少しずつ疑問が解けてきて、いまここでつま先の完成を宣言します。
編んでみたら、それはちっちゃなつま先の先っぽ部分。
これを編むのにどれだけ苦労したことか。。なんせ基本なしの独学だからね。
だけど楽しいからいいです。ほんと楽しい。

結局、このビデオを繰り返し繰り返し見たのが効果的でした。



何度も飽きるほど見たので、しまいには Catさんが何を言っているのか
なんとなくわかるほどにリスニング力も向上。
英語も勉強にもなるなんて、一石二鳥じゃないですか。

2011年3月24日木曜日

ハートのモチーフ

久しぶりにかぎ針で編んでみました。
ハートのモチーフ。

Ravelry であれこれ検索して、「Anyone Who Had a Heart」というのを
参考にさせてもらいました。
英文でパターンを見るのは初めてでしたが、これは編み図が日本のと同じだったので
なんとか想像力を働かせながら編み進められました。


できあがりはともかく、作品がひとつ完成するという達成感はなかなか楽しいです。

2011年3月23日水曜日

海外からのあたたかい心

今回の地震、毎日のように被害の拡大を伝えるニュースと、
原発事故の得体の知れない空恐ろしい情報、憶測、悲観的な意見、デマ、などなど
もういろんな情報が飛び込んできます。

こういった報道のなかには正直、ほんとうに苦しんでいる被災者の立場を考えているのかな
と思いたくなるようなものも。

でもね、一方で、地震が発生してから、もう毎日のように涙が出ます。
地震や津波で亡くなられた方の無念さ、辛さを思ったり、
遺された家族の方の苦しみ、被災者の方の現在を考えたりするときはもちろんですが、
最近は少しずつ、少しずつですがほっと心温まるニュースが増えてきました。
そんなとき、ついホロリ。

特にありがたいなあと感激するのは海外からの支援や応援のメッセージなど。
昨日はタイ・バンコクのスラム街で募金活動をする人たちのニュースを見ました。

支援してもらうのがうれしいというより、
気にかけてもらえるっていうことがどれだけありがたいか、
勇気が出るかっていうこと、今までこれほど感じたことはなかったのです。

そして海外のニット界からも。
くつしたを編もうと思ってネット中を調べたときに知ったウェンディさん。
ニットの世界では超有名な方だそうですが、今回の地震を受けて、
「Japanese Garden」と名づけたショールを制作、そのパターンを5ドルで販売し、
その売り上げをすべてアメリカの赤十字に寄付するという活動を始めてくださいました。
そしてなんと、24時間後には254部が売れ、早速その売り上げ1200ドルが寄付されたそうです!




くわしくはウェンディさんのブログ Wendy Knits へ。
彼女のやさしい心遣いが表れているような、繊細で美しいショールです。

編み始めました

相棒のベストがついに昨夜完成したので、
いよいよ今日から念願の靴下を編み始めます。




2号針という細い棒針もはじめてのことながら、
はじめての靴下編み、早くも山場を迎えています。
(まだ5段くらいしか編んでない)

この靴下は日本ではポピュラーな「引き返し編み」というものを使わず、
海外で一般的な「ラップ&ターン wrap & turn」という技法が使われています。
引き返し編みに比べて簡単♪ というものらしいですが、
どちらもやったことのない私には比較のしようがなく……、
悪戦苦闘中。