尊敬する葛飾北斎も、生涯に100回近く引っ越ししたといいますしね。主な理由は、描くのに没頭するあまり部屋が散らかって汚れてどうしようもなくなるからだそうです。もちろん私は掃除はしますけれども、なんとなく彼の気持ちが理解できる。ような気がします。
桜って角度を変えて見ると北斎的な？凄みのある表情になるときがありますね。
先日の日曜日は上野から谷中まで桜を愛でつつ散歩しました。谷中霊園の桜並木、怖いぐらいにきれいでした。せっかくなので谷中に眠る15代将軍徳川慶喜のお墓にも行ってみました。墓所自体は柵がしてあって近づくことはできないのですが、お墓の周りには歴史好き（というよりは徳川好き？）と思われるおじさまがいらして、幕末や慶喜についての興味深いお話をしてくださいました。ちょっとしたテレビの歴史番組みたいにおもしろかったです。日本が大きく変わった時代のこと、勉強したいな。
谷中を歩いて思ったのは、徳川の時代って、江戸時代って、ずーーーっとずーーーっと遠い昔のことだと思っていたのに、あの地を歩いていると、なんだかついこの間のような気がしてしまうこと。不思議な感覚だったな。歴史の重みを背負った場所ということなのかな。
相変わらず編み物もやってます。これはずいぶん前に編んだ帽子。
引っ越した割には書いてることもやってることも今まで通り何も変わりませんが、これからもマイペースで、ときにちょっと気まぐれに続けます。