2012年1月31日火曜日

はじめまして



はじめて自分でつむいだ毛糸です。
正確には紡ぎ方を教わった翌日にひとりで挑戦した糸。
糸というよりねじれた羊毛そのまんま、という雰囲気ですが(笑)。




ほわっほわで気持ちいい。
ちょっと親バカな気分です。

2012年1月29日日曜日

深緑に包まれて






深緑に包まれて、
土の上、落ち葉の上を
歩いてきました。

東京の冬はなかなかいいものです。

2012年1月28日土曜日

手かせ足かせ



生まれて初めて「かせ」という状態の毛糸を手にしました。
それで、「このままじゃ編めないんだよね。玉に巻きなおすのよね」と思い、
(それくらいのことは私にもなんとなく見当がつく)
かせを束ねている糸をほどいて、よくわからないが母が昔やっていたのをぼんやり思い出しながら
手のひらに8の字をかくように巻きつけてみたのですよ。

そうしたらですね、最初のうちはよかったのですが
気がついたら毛糸がからまっちゃったった!
あれれーと思う間もなく、糸はどんどんこんがらがっていって、
ほどこうとすればするほどヘソを曲げたように自ら絡まりあったりして(気のせい)
なんだかもう収拾がつかなくなりました。

結局、絡まり合った毛糸をほぐして毛糸玉にするのに丸半日かかりました。
一度もつれた毛糸はほどくのが大変だな。
(人生と同じか)

2012年1月27日金曜日

まきもの3号完成 - 往復さん

パピーの謎の糸「エコーダブルニッティング」でネックウォーマーを編みました。

愛着が湧いた毛糸といいながらこんな写真しかないのは、できあがったそばから写真を撮る間もなく相棒の手に渡り、すでに愛用していただいてるのはいいんだけど使用感たっぷりのクッタクタになってしまったからです。

ま、湯たんぽと必要最低限以下の暖房しか使っていない我が家では、家の中でも毛糸の帽子やこういった首巻系のアイテムが欠かせないのです。

パターンは Bandana Cowl というものを使いました。私の写真はあまりにも貧弱ですが、こちらのパターンに飛ぶととってもステキな写真が見られます♪ で、ご覧のとおり極めてシンプルなデザインなのです。これならあっという間に編めますね、と思うでしょ? ところが私の場合はそう簡単にはいきません(笑)。この三角の部分は wrap & turn という技法を使っています。ラップ&ターン、靴下を編むときに出てくるアレです。ですが最近あまり靴下を編んでいなかったのでなんとなく記憶が曖昧になっていて、その復習を兼ねてちゃんとやってみることにしました。

靴下のかかと部分と違い、この場合はひたすらラップ&ターンの応酬です。行ったり来たり、行ったり来たり、を延々と36回(いや、38回だったかな?)繰り返します。このパターンにはラップ&ターンの、というよりwrap&turnを使って行ったり来たりすることをShort Rowと呼ぶのでしょうか、よくわかりませんがそのチュートリアルのページがあって、それを見ながら編みました。

今までは、初めて遭遇する技法を学ぶのにYouTubeなどで動画を探して見ることが多かったのですが、このチュートリアルは動画ではなく写真と短いテキストで構成されています。ですが、このチュートリアルは本当にわかりやすかった。これまでは動画がイチバンと思っていましたが、意外にもこれ、私には動画よりわかりやすかったです。動画って、見ながら自分でもやってみようと思って手元を見てモタモタしているとどんどん先に進んじゃうんです。ハッと顔を上げるともう次のステップに入っていたりして、あーあと思ってまたちょっと戻して、みたいなとってもドンクサイことになっちゃうんです私の場合。
だけど写真だと待っていてくれますからね(笑)。

ラップ&ターンでお悩みの方にはこれ、オススメです。→Short Rows Tutorial - THE PURL BEE
そしてこのパターン、シゴキかっていうくらいにラップ&ターンの特訓をさせてもらえるのでオススメです(笑)。

2012年1月22日日曜日

謎の糸


代々木公園のフリマで1玉50円で購入した毛糸さんです。
色が好き♪と思ってあまり何も考えずに買ったのですが、よく見るとパピーの糸でした。
(後ろの本は毛糸をちょいと持ち上げて、傾けて撮影したかったので土台として使っただけで意味はありません)

昭和な雰囲気が色濃く残るレトロなデザインの帯。
「エコー・ダブルニッティング」と書いてあります。
ダブルニッティング? あれこれ検索してみるも、それらしい毛糸の情報はない。
とっくに生産中止になってるんだろうなー。
ダブルニッティングって表と裏を同時に編んじゃう技法のことらしいけど、それ専用の毛糸ってこと???
と思っていたら、たたさんのサイトの毛糸の太さ、呼び名対比表のコーナーで Double Knitting の文字発見。要するに並太~極太くらいの太さってことネ。ふむふむ。


いまの毛糸と違って、糸の長さ、対応する針の太さなどの情報はいっさい掲載されていません。
アッサリしてるというか、好きにしていいよという懐の深さというか……。

だけど50gあって、触ってみると毛糸がたっぷり、きっちきちに巻いてある感じ。お得感といいましょうか。昭和の安心感があります(笑)。

最近の日本の毛糸ってなぜか40g巻が多いですよね。。一瞬安いかなと思っても40gなので何玉も必要なことがあって。。海外の毛糸は50gとか100g(25gももちろんあるけど)が主流の気がするのですが。。


太さについては曖昧ですが、そのわりには妙に誇らしげなウールマークと懇切丁寧なお洗濯の指示。

おおらかで、だけど物を大切にする昭和の気風がそのまま表れたラベルだなと感じるのはちと大げさかしら?

ひとしきり毛糸と対話してしまいましたが、なんとなくこの糸にとても愛着が湧いちゃったのでした。

毛糸と会話するようになるなんて、私も相当……(笑)。

2012年1月9日月曜日

帽子6号完成 - ゆずベレー


今年最初の編み物、完成しました。
お正月らしく、初日の出をイメージした?ベレー帽です。
ほんとはいま流行しているらしいカラシ色の帽子が欲しかったのですが、
このプリンセスアニーの色は微妙に、いやかなり違いますね。。
どちらかというとミカンのようなユズのような。。
だけど、これはこれでかぶるとけっこう可愛いです。
結果オーライで気に入ってます。


パターンはおなじみ『スウェーデンから届いたニット』から。
この本からいったいどれだけ作っただろう・・・。だけど不思議と飽きません。
作り方は簡単。最初の1目ゴム編みが終わったら一気に2倍くらいに増し目をして
しばらく輪で編んだら、あとは減らしていってできあがり。
作り方がシンプルだというところも私に合ってるんだろうなー。


てっぺんにちょこんと生えている子がかわいい♪
角のような果物のヘタのような、呼び方がよくわからないあのつまみ。
ベレーって、もともとはバスク地方の民族衣装らしいですが、
手が汚れていても先っちょをつまんでかぶれるので、
フランスの労働者階級の人たちが使っていたそうです。
それを絵の具で年中手が汚れている画家たちも愛用しだして、
いつしか文化人の象徴のようになったんですって。

今年も編み物を通じて、自分の幅を広げてゆけたらいいな。