2011年3月23日水曜日

海外からのあたたかい心

今回の地震、毎日のように被害の拡大を伝えるニュースと、
原発事故の得体の知れない空恐ろしい情報、憶測、悲観的な意見、デマ、などなど
もういろんな情報が飛び込んできます。

こういった報道のなかには正直、ほんとうに苦しんでいる被災者の立場を考えているのかな
と思いたくなるようなものも。

でもね、一方で、地震が発生してから、もう毎日のように涙が出ます。
地震や津波で亡くなられた方の無念さ、辛さを思ったり、
遺された家族の方の苦しみ、被災者の方の現在を考えたりするときはもちろんですが、
最近は少しずつ、少しずつですがほっと心温まるニュースが増えてきました。
そんなとき、ついホロリ。

特にありがたいなあと感激するのは海外からの支援や応援のメッセージなど。
昨日はタイ・バンコクのスラム街で募金活動をする人たちのニュースを見ました。

支援してもらうのがうれしいというより、
気にかけてもらえるっていうことがどれだけありがたいか、
勇気が出るかっていうこと、今までこれほど感じたことはなかったのです。

そして海外のニット界からも。
くつしたを編もうと思ってネット中を調べたときに知ったウェンディさん。
ニットの世界では超有名な方だそうですが、今回の地震を受けて、
「Japanese Garden」と名づけたショールを制作、そのパターンを5ドルで販売し、
その売り上げをすべてアメリカの赤十字に寄付するという活動を始めてくださいました。
そしてなんと、24時間後には254部が売れ、早速その売り上げ1200ドルが寄付されたそうです!




くわしくはウェンディさんのブログ Wendy Knits へ。
彼女のやさしい心遣いが表れているような、繊細で美しいショールです。