2012年6月13日水曜日

ショール2号 - citron



またまたショールを編みました。しつっこく冬ものです。こうなったら行けるところまでウールで突き進もうと最近は考えています。
パターンはRavelryの人気パターンでCitronというショール。大きさからいうと正確にはショールではなくてショーレットかな、と思いますが。これも無料パターンで、すでに9500回以上編まれています。すごいですよね。

上の写真は編み上がった直後なので、まだクタクタの状態。これがどんな風に変化するのか、ちょっと楽しみなんです。というのも、使用した糸がちょっと変わり種だから。



使ったのはカラーマートさんという毛糸屋さんのもの。カシミアやシルクを専門に扱っているイギリスの糸屋さん。でも日本語ページがあるので日本語でお買い物できます。有名(?)ブランドで使われるカシミアやシルクなどの素材を製造している紡績工場から、その残りを販売しているそうなので、カシミアなどの贅沢な素材がけっこうお手軽価格で買えちゃいます。価格は送料込み。ほとんどが150gのコーン巻で、すてきな色の毛糸たちの写真がズラリと並ぶウェブサイトを見ると興奮せずにはいられません(笑)。

私はいきなりカシミア100%を買う勇気がなかったので、カシミアとメリノの混紡にしました。
もちろん生まれて初めてのカシミアですが、その肌触りのよさにうっとり。やわらかくて暖かくて軽くてしなやか! さすがカシミアという感じ。意味もなくいつまでも撫でてみたりして(変態)。一気にカシミアファンになりました。

そしてこの毛糸のどこが変わっているかというと、工業用の糸のため、こちらの毛糸はすべて洗う前の油分のついた状態で売られているというところです。このため、まずはコーンをかせにして熱いお湯で洗い、それから糸玉にする必要があります。そこがちょっと面倒といえば面倒。

ただし、私が買ったのはレース糸。こんな細い繊細な糸をかせにして洗って干して玉に巻き直して。。ってそんなことしたら絶対絡まって収拾がつかなくなること必至だと思ったので、反則とは思いながらも編んでから洗うことにしました。ショールなら洗ったあとで多少サイズが変わっても問題ないしね。油分がついた糸ということですが、編んでるときに手がベトベトしたりとか、そういうことは全くなかったですよ(笑)。ただ洗うと油分が落ちてかなり毛糸がふんわり膨らむみたいです。

ということで、ただいまブロッキングの真っ最中。洗ってみたら確かに糸がふんわりとなって、編み目も気のせいかきれいに揃った気がします。乾くとどうなるかな? 楽しみです♪