編み物をしていて何が楽しいかというと、編んでいる行為そのものはもちろん楽しいんですが、編んでる最中に「次は何を編もうかな」って考えるのがたまらなく至福のときなんです。
で、実際の作業が追いつけばいいけど、なんといっても初心者ですから(笑)、「次に編みたいもの」ばかりが脳内に蓄積されていきます。そして結局どれから手をつけていいのかわからなくなってしまうという……。Ravelryのqueueというシステムは、そんなニッター特有の現象をまことによく理解しているなーと、使っていくうちに感心するようになりました。まさに脳内で起きていることがそのまま目の前で繰り広げられているような気がします。気に入ったらとりあえずqueueに放り込んでおいて、それから編む順番を決める。
これが料理のSNSだったら、食べたいから作る、おなかが空いたら作る、材料があったら作る、という感じでいちいちqueueなんか使わないと思うんですよね。
で、いま私の脳内キューで1位、2位の座を争っている糸たち。
くつした4号の毛糸といっしょに購入したショペールウールのツイードです。いろんな色のツブツブが入っていて、とってもかわいいです。くつした4号に引き続き、こっちは母用の靴下を編む予定です。ちょっとかわいい感じの模様編みを入れたいなーと思っているところです。
ええ、当初はくつした4号が終わり次第、息つぐ暇もなくこちらに取り掛かる予定でした。 ところが先日、所用で表参道のほうに行ったついでに、気になっていたお店「ラ・ドログリー」を覗いてみたのです。編み物にハマるまではその存在すら知らなかったのです。それがいろんな編み物サイトを徘徊するようになって、パリのオシャレな手芸屋さんが表参道ヒルズの裏にあると知りました。
これまで、私にとって表参道ヒルズの裏側といえば、新潟のアンテナショップを意味していて(笑)、必ず柿の種を山ほど買って帰るのがお決まりのコースだったのです。柿の種のもうちょっと先に、こんなオシャレなショップがあったとは!
お店に入ると、もう一気に「キャー☆」となってしまいました。これはヤバい。かわいすぎる。落ち着け自分。と言い聞かせてみましたが、素敵すぎるお店になんだか舞い上がってしまいました。平日のお昼だというのに、店内には同じく「キャー☆」となっている女性がたっくさん(笑)。
で、ひとしきり店内をなめるように(笑)眺め回した後、毛糸が並んでいるウィンドウの前で固まっていると、店員のステキなお姉さんが話しかけてくれました。
「なにかお探しですか?」
「ええと、なにか首に巻くものを編もうかなーと思って。サラッと。夏でも日よけとしても使いたいんですよね」(超漠然。)
「色は?」
「なぜか青ばかり持ってるので(笑)、今度は緑系が欲しいなーと思うけど……。あ、あの紫もかわいいですね!」(超漠然。)
そこに並んでいる毛糸の色がね、もうほんとにきれいでした。目移りしないほうが無理ってものです。それからというもの、店員さんは舞い上がって漠然としてて目移りしまくりの私の希望を根気強く聞いてくれて、糸選びのアドバイスをしてくれました。で、今回買ってきたのがこの糸です。
「Kaléido」という、バンブー素材の糸。リネンも入っていますが、バンブーの割合が高いので、しっとり、トロッとした柔らかい感触。とっても気持ちいいです。実際は写真よりもう少し光沢がある感じかな。あれこれ悩んだ末に、結局いちばん最初に目が留まったこの糸にしました。
これでシンプルなスカーフを編むことにして、編み図をいただきました。
「編み方、わかりますか?」
「たぶん大丈夫だと思うんだけど…、初心者なので自信ありません!」
とお答えすると、サンプルの糸を使って丁寧に教えてもらいました。かけ目&2目一度のシンプルな編み方。自分でも1段編んでみて、うん、これなら私でもできる。と思いましたよ。
というわけで、いままで築き上げてきたキューを根底から覆す、初登場第1位の糸が出現してしまったのです(笑)。せっかくRavelryさんがきちんとqueueで管理してくれても、やっぱり人間の気まぐれにはかなわないみたいです。ああ、どっちから手をつけるべきか、悩む。(悩んでる暇があったら編んだら?)
2011年6月18日土曜日
2011年6月16日木曜日
くつした4号完成 - ぎりぎりソックス
くつした4号、完成しました。
一応、目標にしていた「父の日」に間に合いました!
でもこれだけで送るのはちょっと自信がない(笑)ので、父の好きなコーヒーもいっしょに送ろうかなと思います。まだそっちの準備もしてないし、届くのは父の日を過ぎるだろうなあ……。
締め切りがある仕事なんて、会社を辞めて以来久しぶりだなあ。このホッとした感じ、久々に味わいました。で、恒例のひとり反省会;
相変わらず編むのは下手っぴーで、編み目が安定していないから靴下の右と左で大きさが違っちゃうし、目を落としては「ヒー!」と叫んじゃうし、毛糸が割れて汚くなっちゃう私ですが、今回の靴下の後半で少しわかってきたことがあります。
編みぐるみ作家のタカモリ・トモコさんが「ほぼ日」でおっしゃってたんだけど、
法隆寺の修復を手がけた宮大工棟梁・西岡常一さんの本(正確には聞き書き)を読んだことがあるんだけど、なにかを建てるときに昔の大工さんは山をまるごと買ったと。で、木にも日当たりのいい場所でまっすぐ育ったもの、幹が曲がりくねったもの、丈夫な木、弱い木、いろいろあるんだけど、それぞれの特性やクセを見抜いて、適材適所に使う、みたいなことを言ってました。
どんな木も規格の寸法どおりにまっすぐ切って使うんじゃダメなんですって。それだと10年後、50年後、100年後にクセが出て、曲がったりねじれたりする。木のクセを知って、100年後の姿を感じて、そのうえで木を活かす。
西岡さんのお話は建築という枠を超えた大切なものが詰まっていて、ほんとうにおもしろくて大好きなんだけど、タカモリさんの言ってることもそれに通じるものがあるなーと思ったのです。
ま、編み物をする人が羊を1頭まるごと買って、「この柔らかいおなかの毛はストールか赤ちゃんのセーターにしよう、背中のところはお父さんのベストね」みたいなことをするのはまず無理だと思いますが(笑)、毛糸のもつ特性を活かして、羊の気持ちになって編むというのかな、うまく表現できないんですが、そういう心構えで編むと素材を生かしたいい作品になるんじゃないかなーと。うまい下手の問題じゃなく。
で、今回はそよ風が吹いて気持ちのいい牧場でおいしそうに草を食べている羊さんたちのことを想像したりしながら(笑)、毛糸を押さえつけないように気をつけて編むようにしてみました。そうしたら、いままでよりなんとなくふっくらと仕上がったような…気が…するんですが、気のせいかな(笑)。編み物を長くされている方はきっとそういうことを意識せずにできるんだろうなーと思いました。やっぱり手仕事ってすてきです。
なんだか長くなっちゃいましたが、今回は「ぎりぎりソックス」と名づけました。父の日ギリギリだったのと、毛糸がギリギリで間に合ったというハラハラドキドキな日々を表現したものでございます。
上の写真は、クリーニング屋さんのハンガーで作ったお手製ソックブロッカー(笑)。適当に曲げただけ。ちゃんとしたの、欲しいです。
一応、目標にしていた「父の日」に間に合いました!
でもこれだけで送るのはちょっと自信がない(笑)ので、父の好きなコーヒーもいっしょに送ろうかなと思います。まだそっちの準備もしてないし、届くのは父の日を過ぎるだろうなあ……。
締め切りがある仕事なんて、会社を辞めて以来久しぶりだなあ。このホッとした感じ、久々に味わいました。で、恒例のひとり反省会;
- 輪針には慣れました。むしろ棒針には戻れないかも。編み始めたときに「輪針は目が落っこちる心配ないから安心♪」みたいなことを書きましたが、ウソです、実際には落ちまくりでした(笑)。1段編み終えて「あーやれやれ」って、何を思ったか編み終えた目が並んでいるほうの針をピューッ!と引っこ抜いちゃったこともあった。魔が差したとしか思えません。ツルンと滑りのいいaddiの針は、確かに編むのが速くなりますが、取り扱いには要注意。
- 自分の靴下を編んだ後だったので、こんなに大きい靴下でいいのか不安になった。こっそり相棒に試着してもらったら意外とピッタリだった。男物ってそんなもんか。
- ちょっと糸が割れちゃった。どうすれば割れずにキレイに目が揃うんだろう。。
- 一応左右の模様を合わせようと思って、編み始める場所を同じにするために余分な毛糸を切って編んだので、毛糸がギリッギリで足りた。冷や汗かいた。それなのに左右で微妙に、というか明らかにズレた。
相変わらず編むのは下手っぴーで、編み目が安定していないから靴下の右と左で大きさが違っちゃうし、目を落としては「ヒー!」と叫んじゃうし、毛糸が割れて汚くなっちゃう私ですが、今回の靴下の後半で少しわかってきたことがあります。
編みぐるみ作家のタカモリ・トモコさんが「ほぼ日」でおっしゃってたんだけど、
毛糸は「我」が入ることを嫌うと、私は思っています。って。「羊のおかげ」みたいな表現を使ってたと思うけど、それを読んで、なんか日本らしい考え方でとてもすてきだなあと思ったのです。
毛糸のおかげ、毛糸を使わせてもらっているという気持ちで編んでくれると
私はとてもうれしいです。
法隆寺の修復を手がけた宮大工棟梁・西岡常一さんの本(正確には聞き書き)を読んだことがあるんだけど、なにかを建てるときに昔の大工さんは山をまるごと買ったと。で、木にも日当たりのいい場所でまっすぐ育ったもの、幹が曲がりくねったもの、丈夫な木、弱い木、いろいろあるんだけど、それぞれの特性やクセを見抜いて、適材適所に使う、みたいなことを言ってました。
どんな木も規格の寸法どおりにまっすぐ切って使うんじゃダメなんですって。それだと10年後、50年後、100年後にクセが出て、曲がったりねじれたりする。木のクセを知って、100年後の姿を感じて、そのうえで木を活かす。
西岡さんのお話は建築という枠を超えた大切なものが詰まっていて、ほんとうにおもしろくて大好きなんだけど、タカモリさんの言ってることもそれに通じるものがあるなーと思ったのです。
ま、編み物をする人が羊を1頭まるごと買って、「この柔らかいおなかの毛はストールか赤ちゃんのセーターにしよう、背中のところはお父さんのベストね」みたいなことをするのはまず無理だと思いますが(笑)、毛糸のもつ特性を活かして、羊の気持ちになって編むというのかな、うまく表現できないんですが、そういう心構えで編むと素材を生かしたいい作品になるんじゃないかなーと。うまい下手の問題じゃなく。
で、今回はそよ風が吹いて気持ちのいい牧場でおいしそうに草を食べている羊さんたちのことを想像したりしながら(笑)、毛糸を押さえつけないように気をつけて編むようにしてみました。そうしたら、いままでよりなんとなくふっくらと仕上がったような…気が…するんですが、気のせいかな(笑)。編み物を長くされている方はきっとそういうことを意識せずにできるんだろうなーと思いました。やっぱり手仕事ってすてきです。
なんだか長くなっちゃいましたが、今回は「ぎりぎりソックス」と名づけました。父の日ギリギリだったのと、毛糸がギリギリで間に合ったというハラハラドキドキな日々を表現したものでございます。
上の写真は、クリーニング屋さんのハンガーで作ったお手製ソックブロッカー(笑)。適当に曲げただけ。ちゃんとしたの、欲しいです。
2011年6月10日金曜日
VINTAGE LOVE
古着が好きです。
古着を着るのも好きだけど、古着屋さんのなかを探検したり、あの雰囲気がいいんですよね。
今日見つけたのは、アメリカのブランド「free people」。海外のおしゃれブログをたまに覗くのですが、けっこう注目されているみたいです。
ボヘミアンな感じのものとか多くて、とってもステキ♪ で、サイトを徘徊していて見つけたのが「vintage loves」という古着のコーナー。いかにもアメリカの古着屋さん!という感じで、とっても楽しい。
どうしてもニットものに目が行ってしまうんですが、
お値段もそれなりに高めですが、こういうの編みたい!って思わせるコレクションです。
古着を着るのも好きだけど、古着屋さんのなかを探検したり、あの雰囲気がいいんですよね。
今日見つけたのは、アメリカのブランド「free people」。海外のおしゃれブログをたまに覗くのですが、けっこう注目されているみたいです。
Free People(フリー・ピープル)は、大手セレクトショップであるUrban Outfitters(アーバンアウトフィッターズ)によって運営されている女性ファッションブランドです。1号店は、2002年にニュージャージー州の パラマスにあるガーデンプラザショッピングモールで1号店が開かれました。 2007年1月現在では、8つの店がすべて東海岸にあります。というブランドらしいです。(LASOの解説より)
Free Peopleは、カラフルで独特の創造的なデザインが特徴です。また、線の中に、花と動物のモチーフを使用しているのも特徴です。
ボヘミアンな感じのものとか多くて、とってもステキ♪ で、サイトを徘徊していて見つけたのが「vintage loves」という古着のコーナー。いかにもアメリカの古着屋さん!という感じで、とっても楽しい。
どうしてもニットものに目が行ってしまうんですが、
お値段もそれなりに高めですが、こういうの編みたい!って思わせるコレクションです。
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