2013年9月23日月曜日

ミトン完成 - 夏の終わりミトン


今さらですが、今年の夏は暑かった。暑すぎて夏バテして体調までおかしくなって病院のお世話になるなんて経験は生まれて初めてだったので自分でも驚きました。冬生まれのくせに寒いのが苦手で、どちらかというと暑いほうが得意だと思っていただけに、余計にです。

で、暑さのせいで脳みそも少し融けたのか、編み物のほうはトーンダウン。しばらく編み針を持たない日が続き、元々飽きっぽい性格なので「あー、ついに編み物飽きちゃったのかな私」と思ったり。

ところが8月が終わり9月の声を聞いた途端、残暑というには控えめすぎるほど真夏と同じくらい毎日暑いのに、突然スイッチが入ったように編みたくなりました。100%ウールのあったか毛糸をね。手持ちの毛糸を見直して、何を編もうかなとウキウキ考えたり、本やRavelryを眺めてはニヤニヤしたり、毛糸屋さんのサイトを穴があくほど見つめたり。

なんだ飽きてなかったんだ、ようし、編むぞー!と気分も新たに編み始め。ちょっと離れてみて思った。やっぱり編み物っておもしろい。

てなわけで、ミトンを編みました。


春に編んだフェアアイル・ベストの毛糸が余っていたので、それを使いました。パターンはKate Daviesさんの本『Colours of Shetland』から Ursula Mittensです。本来ならばこのミトンには可愛らしいお花のモチーフが編み込まれているのですが、まだ9月の初めの暑い時期に編み始めたため、涼しげな感じがいいなーとあれこれやっているうちに、フェアアイルの伝統的なモチーフのなかから木のモチーフを見つけ、パターンに合うように少しアレンジして編み込んでみました。色も涼しげに。というか、要するにブルーとグリーンが好きなんですよね。ちょっとファミリーマートっぽいなと思いつつ(笑)。


親指の色も大好きなブルー。
オリジナル・デザインではないけれど、オリジナル風味のアレンジを効かせた夏の終わりのミトンが出来上がりました。寒くなるのが待ち遠しくなります。