2011年9月26日月曜日

帽子3号完成 - もみの木の森

まだ社会復帰が果たせていません(笑)。
この連休は思い切って新宿に行ってみましたが、なにかお祭りでもあるのですかと思うほど人が多くて、なんだか疲れてしまいました。都会って、こんなに激しい人混みを縫って歩くところでしたっけ…。

編み物のほうはリハビリを兼ねて、帽子を編みました。
リハビリとはいえ、いきなり編み込みに挑戦です。
はい、人生初の編み込み。リハビリでもなんでもない、どちらかというとチャレンジです。


作ったのは『スウェーデンから届いたニット』から「モミの木 グラーン GRAN」というパターンです。
これを選んだのは、2色しか使わないこと、それほど複雑な模様には見えなかったことが主な理由ですが、この夏お世話になった東北地方のあの美しい自然を表現してみたかった、という淡い期待もあります。

とはいえ、実際編んでみると、とても難しい!
第一、2色の糸をどう扱っていいのかわからず、とりあえず左手と右手に1本ずつ糸をかけて、アメリカ式&フランス式という両刀遣いでやってみようと思いました。

人生初のアメリカ式。

YouTubeで動画を凝視して、いざやってみましたが、自分の指じゃないみたいに意のままに操れない! 結果、編み目はなんだかゆるーくなってる……。

それでも何段か編んでいるうちにアメリカ式にも少しずつ慣れてきて、楽しくなってきました♪

ただ、今回最後までわからなかったのが「編みくるむ」というやり方。
本の最初に、「渡り糸が長くなる場合は、少なくとも3目ごとに、裏側でもう1色の糸にひっかけながら編みくるみます」と書いてある。うーん、「編みくるむ」とな……。言わんとしていることはわかるのですが、実際どう編みくるむのか、よくわからないのです。要は裏で糸が長く渡っていると、かぶるときに指がひっかかってピッと引っ張っちゃったりしがちなので、あまり長くならないように適当に絡めながら編んでね、ということだよね、と解釈。ほんとに適当に絡めておきました(笑)。

だけど面倒なのは絡める作業のたびに、右手にかけた糸を離して左手の糸の上からかぶせるようにして編まなければならなかったこと。説明しづらいのですが、本当はもっとスマートに編みくるむ方法があるんだろうなーと思いつつ、最後までわかりませんでした。

これは、次回の課題。

ともあれ、編み込み、とっても楽しかったです!
なんだかクセになりそう。

今回の使用糸は;
オカダヤさんのmano create Pure WOOL M(グリーン)と、SILK WOOL(薄いグレー)です。

タイトルどおり、モミの木が並んでいる模様ですが、自分的にはこの夏歩いた白神山地のブナの原生林のイメージで。(いや、どう見てもモミの木だけど)