2011年5月6日金曜日

セーター1号ほぼ完成 - Marine blue Sweater

タイトルに「ほぼ完成」と書いたのは、まだボタンつけてないし、アイロンもかけていないから。
そういう状態で人目にさらすのはちょっと恥ずかしい。。ですよね。

私、編み物のどこにいちばん時間がかかるかって、仕上げなのです。
「編み」の部分が終わっちゃうとなんだかそれで満足しちゃって、
というか次に編みたいものが頭のなかで行列を作っている状態なので、
一刻も早くそっちを始めたくて(?)、最後の糸始末やアイロンの段階に来ると途端にペースダウン。
グズグズしてちっとも完成しないのです。
この悪癖を打開すべく、ブログに書いてお披露目してしまえば、
怠惰な自分にムチ打つことになりはしないかと期待を込めて upしちゃいます(笑)。

さて、今回編んだのは靴下同様「KNITWORK けむくじゃら」オチアイトクコさんの
Marine blue Sweater (フリーパターン)
です。




本来は7~8分くらいの袖丈にするパターンなのですが、4月の終わりになって暖かい日が続き、「いまから着るなら半袖のほうが着まわせるな。。下にロングTシャツ着てもいいし、そのまま半袖でも着れるし」という考えが頭をもたげ、決して「少しでも編む分量を減らしちゃえ」という悪魔のささやきに耳を傾けたわけではなく(笑)、短いのもかわいいかな、と。
おかげで7分袖にするつもりで6玉買った糸が、2.5玉も余りました。バンザーイ! これだけあればまたなにか編めますね♪

で、このセーターにはいろいろと「初めて」がありました。

  • 自分用の「着るもの」を作るのがはじめて
今まではマフラー、靴下など小物ばかりで。一度ベスト編んだことはありますが。相棒の。いきなり自分じゃなくて誰かの編むなんて大胆(笑)。
あのときは年末から編み始めて完成したのはすでに桜が散ったあとでしたから(笑)。そんな遅編さんがセーター編むには相当の覚悟と勇気が要るのです。

  • 袖のあるものを編むのがはじめて
前述のとおり、ベストしか編んだことありませんでした。だけど今回勇気を出してセーターを編もうと思ったのは、このパターンがトップダウンという首周りから編んでいく方法で、袖も身頃もいっぺんにグルグル編んでいけるというものだから。
とじたりはいだり、糸始末したりという仕上げの部分が苦手で面倒、という私にピッタリではないですか!

結果、はじめはラグラン線を作るのに失敗し、何度かやり直したりしましたが、慣れてしまえばあとはグルグル編むだけ。前身頃-袖-後ろ身頃-袖と編んでいるときはさすがに1段が長い…と思いましたが、それ以上にこの編み方の「シンプルなのにいつのまにかセーターの形になってる」方法に夢中になりました。
私でも編めた、編めましたよほんと! 感激。
  • 輪針を使ったのがはじめて
憧れの輪針、ついにデビューしました。針を動かす部分が短いのでたくさん編んでも重くならないし、移動の高速バスのなかでも気兼ねなく編めたし、グルグル編むの楽しいし、すっかりお気に入りです。
ただ、竹の部分とプラスチック?の輪の部分のつなぎ目のところで糸がひっかかるのが少し気になりました。いろんなメーカーのがあるみたいなので、試してみたいです。
  • コットンの糸で編むのがはじめて
使用した糸は指定どおりイエガーのトリニティという糸です。はじめはあのモソモソ感にてこずりましたが、すぐ慣れました。メリヤスの目が揃っていないのもこの糸の風合のせい……という言い訳もなんとなく立ちそうな(笑)糸なので、かえって初心者にはよかったかもしれません。
あと一玉が 200mと長く、編んでも編んでも糸玉がなくならないというのも、つなぐのが苦手な私にはよかったです。高級糸かと思ったけど、コスパ高し。
ちなみに試着してみましたが、当初予定していた「ケイト・モスの休日」風にはちっともなりませんでした。



最後に感想、反省など;
  1. トップダウンで編みながら身頃や袖の長さを自由に決められる方法は、自分にとても合ってると思いました。このやり方で他のも編んでみたい。
  2. あとはアイロンかけるだけ、なのですが、よく考えたらコットンって縮むよね? と思って調べてみたら「水通し」なるものをやっている方がけっこういらっしゃる。水に濡らしてそのまま放置、みたいな。あれ、やってみようかな……。試着の段階で超ジャストサイズ!なので縮むの怖いですが。
  3. 編んだら仕上げまで一気にやってしまおう!