2011年11月30日水曜日

ニットが似合うロック・スターは誰だ その2

R.E.M.が解散してから、2か月が経ちました。
なんだか今ごろになって、じわじわと寂しさがこみ上げてきました。R.E.M.というバンドがもう存在していなくて、彼らをステージで見ることはないんだなと思うと、寂しさとも悲しさともいえる不思議な感情が毎日じわじわと大きくなっているような、変な感じです。

それは突然の発表だったので、ニュースを聞いたときは椅子から転げ落ちそうになるくらい驚きました。と同時に、それがあまりにも「彼ららしい」やり方だと思ったので、最後までR.E.M.らしいなーと妙に納得した気持ちでした。むしろ清々しささえ覚えていたのです。解散の寂しさよりも、30年間もひとつのバンドを続けた(しかも名曲の数々!)ということ、やり切ったという感覚を持って終われたということがなんと尊いことかと思ったのです。

私には彼らのような才能はないけれど、それでも下手なりに編み物を30年間続けたら、どんな表現ができるだろうと勇気を与えてもらったような気がして。

「ニットが似合うロック・スターは誰だ」というタイトルとはおよそ似つかわしくない内容になってしまいました(笑)が、マイケル・スタイプは絶対ニットのセーターが似合うはずだと個人的に思っていたので書いてしまいました。画像はあまりありませんが、若いころのマイケル・スタイプ↓


でも、やっぱり寂しいです。こういうビデオ観ると。