昨日、とある古着屋さんに入ったら、ザ・クラッシュの『ロンドン・コーリング』という曲が流れていました。今年の春、Ravelryで「ロンドン・カウリング」という名前のカウル(ネックウォーマー)を発見し、矢も楯もたまらずパターンを買って編んだことがあるほど、クラッシュは大好きなバンド。いや、好きなんてレベルじゃないくらい好きなのです。
クラッシュは1970〜80年代に活動したパンク・バンドですが、先日彼らのオリジナル・アルバムやレア音源を集めた豪華ボックス・セットが発売されたばかりで、このところ彼らのことを考えることが多かったので、昨日の予期せぬ邂逅には驚き、喜びました。
このささやかな編み物ブログでこれ以上熱く語るのは控えようと思いますが、そういうことってないですか?
ある人物なり、物事なり、とにかく気になって頻繁に考えたりしていると、どういう訳かその本人や関連する物事などが続けさまに自分の周囲に現れるような気がすること。まあ、いつも気にしているから注意が行くわけで、不思議現象でもなんでもなくて当たり前といえば当たり前なのですが、単純な私はけっこう「あ、これって運命なんだわ!」とか思ったりしてしまいます。
それで、このところ私のなかではクラッシュ熱が再燃しています。歩いているとき、編み物をしているとき、彼らの音楽を聴くと必ず熱くノリノリになれるのです。
とはいえ、残念ながら今までニットウェアを着た彼らを見たことがなくて、というかセーターなど絶対に着そうもないので(笑)、このコーナーに登場させるのは最初から諦めていたのですが、ずっと心に思っていた効果が出たのでしょう、こんな画像を見つけました!
若き日のジョー・ストラマー。クラッシュを結成する以前、The 101'ersというバンドにいた当時の写真です。襟元からちょっとのぞいているセーターかベストらしきもの、これって、アレですよね、フェアアイルですよね???
それにしてもパンクに出会う前とはいえ、フェアアイルのセーターをさり気なく着こなすあたり、さすが英国紳士という気がします(笑)。お父さんが外交官で、おそらくはきちんとした家庭で育った彼ですから、子どもの頃からこうした伝統的なニットに親しんでいたのかな。
でも残念ながら見つけたのはこの写真一枚。これだけではニットが似合うかどうかの判断材料には不十分なのは分かっているのですが、なんだかとてもうれしくて、記事にしてしまいました。(画像の元記事はこちら)
2013年9月12日木曜日
2013年4月20日土曜日
ニットが似合うロック・スターは誰だ その5
ニット・ロックシリーズ、今回はスターという呼び名にふさわしいスターのなかのスター、ロイ・オービソンです。名前をご存じない方でも、代表曲のいくつかを聴けばきっと「知ってる!」ってなるはず。なかでも「オー・プリティ・ウーマン」は、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツ主演の映画『プリティ・ウーマン』の主題歌になったので、妙齢の?女子にもお馴染みではないでしょうか。
サングラスがトレードマーク。
あのビートルズと対バンしてたなんて! 当時の人気ぶりがうかがえます。ほんとに偉大なシンガーだったんですね。
私が知ったのはもちろん60年代の人気絶頂期ではないのですが(笑)、知れば知るほどすごい人だったんだなーと思います。
そんなロック史に残る大スターなのですが、私にはこのニットのカーディガンがとっても印象的です。
ドルマン・スリーブ?っぽい個性的なデザイン。着る人を選ぶ、一歩間違えるとかなり危険な領域に足を突っ込んじゃいそうなユニークなカーディガン。だけどこの服を着たロイ・オービソンの画像はかなりあちこちで見かけます。彼のお気に入りだったのかな?
彼が着ると上品でシャイでやさしくて、そんなキャラクターにぴったりだと思います。
話は逸れますが1960~70年代って、メンズニットの世界もかなり個性的なデザインが多かったのではないでしょうか。ということで私の秘蔵画像をお目にかけちゃいます。じゃ~ん!
男のベルト付きセーター特集。なんか自由でいいなあ。ボヘミアンな香りがする(笑)。
さて、昔、図書館でトム・ウェイツの評伝を借りて読んだのですが、そのなかにトム・ウェイツやエルヴィス・コステロ、ブルース・スプリングスティーンなどが参加したロイのトリビュート・コンサートのことが出てきます。
トム・ウェイツにとってもロイは憧れのシンガーだったので、あるとき聞いてみたそうです。
「どうしてあなたはそんなに寂しげな声で歌えるのですか?」
それで、ロイ・オービソンが
「わたしはテキサスのだだっ広い平原で生まれ育ち、周囲30kmは家1軒建ってないような何もないところだった。夜になると100km離れた芝居小屋から淋しげな音楽が風に乗って聞こえてきたのでそれでこういう声になったんじゃないかと思う」
みたいなことを答えるのです。
何年も前に読んだので内容は正確じゃないです。たぶん細部は違ってると思います。だけどこの話がとても印象的で、以来ロイの曲を聴くと、行ったこともないテキサスの大平原の風景が目に浮かぶのです。
サングラスがトレードマーク。
あのビートルズと対バンしてたなんて! 当時の人気ぶりがうかがえます。ほんとに偉大なシンガーだったんですね。
私が知ったのはもちろん60年代の人気絶頂期ではないのですが(笑)、知れば知るほどすごい人だったんだなーと思います。
そんなロック史に残る大スターなのですが、私にはこのニットのカーディガンがとっても印象的です。
彼が着ると上品でシャイでやさしくて、そんなキャラクターにぴったりだと思います。
話は逸れますが1960~70年代って、メンズニットの世界もかなり個性的なデザインが多かったのではないでしょうか。ということで私の秘蔵画像をお目にかけちゃいます。じゃ~ん!
男のベルト付きセーター特集。なんか自由でいいなあ。ボヘミアンな香りがする(笑)。
さて、昔、図書館でトム・ウェイツの評伝を借りて読んだのですが、そのなかにトム・ウェイツやエルヴィス・コステロ、ブルース・スプリングスティーンなどが参加したロイのトリビュート・コンサートのことが出てきます。
トム・ウェイツにとってもロイは憧れのシンガーだったので、あるとき聞いてみたそうです。
「どうしてあなたはそんなに寂しげな声で歌えるのですか?」
それで、ロイ・オービソンが
「わたしはテキサスのだだっ広い平原で生まれ育ち、周囲30kmは家1軒建ってないような何もないところだった。夜になると100km離れた芝居小屋から淋しげな音楽が風に乗って聞こえてきたのでそれでこういう声になったんじゃないかと思う」
みたいなことを答えるのです。
何年も前に読んだので内容は正確じゃないです。たぶん細部は違ってると思います。だけどこの話がとても印象的で、以来ロイの曲を聴くと、行ったこともないテキサスの大平原の風景が目に浮かぶのです。
2013年2月11日月曜日
ニットが似合うロック・スターは誰だ その4
忘れたころにやって来る、好評ニット&ロックシリーズ。今年最初に取り上げるアーティストは、モリッシーです! 「え? 誰?」とか言わないでくださいね、モリッシーですよ。80年代英国の最重要バンド、ザ・スミスのボーカルといえばわかる人にはわかる。それだけでいいのです。
今でこそ、インディーズといえばれっきとした音楽のいちジャンルとしての地位を確立していますが、ザ・スミスというバンドの登場によってそれは成し遂げられたといってもいいと思います。要するに70年代に築き上げられたロックの固定概念を覆した張本人。従来のセックス&ドラッグのイメージからまったく逆方向にベクトルが振れちゃった。
ま、余計な解説は抜きにして、それでは早速、モリッシー・イン・ニットウェア、行ってみましょう。
どうです、ベーシックなVネックのセーターがとっても素敵♪ ロック・ミュージシャンというよりはどこかの文学青年みたい、と思ったあなた、そうなんです。彼はオスカー・ワイルドを愛読する文学青年だったのです。
このセーター、いいなあ。こういうトラディショナルな感じの男子セーター、好きです。イギリスゴム編みかな?
モリッシーはベジタリアンとしても知られ、また熱心な動物愛護活動家でもあります。乳製品や卵は口にするのでビーガンではないけれど、動物愛護の観点から皮ジャンはおろか革靴も身につけない、とどこかで聞いたことがあります。
それで、昨年5月、待望の来日公演を果たしたのですが、その際ユニクロの柳井社長あてに手紙を送ったことでちょっと話題になりました。手紙の内容は「ミュールシングを行っているオーストラリアの羊毛業者からのウールを取り扱わないでください」というもの。実は私、恥ずかしながらそのことがあるまで、そういう問題が存在することを知らなかったのです。おかげで勉強になりました。毛糸を買うときにも原毛の産地はどこか、ちょっと注意してみるようになったり。
で、モリッシーのお手紙が功を奏したのか、その後ユニクロはミュールシングを行う農家からのウールの調達を段階的に廃止していくと発表しています。
ということで編み物を愛好する私たちにもあながち無縁ではないといえるモリッシー。なにはともあれ気になったらぜひその音楽を聴いてみてくださいね。私は人生のあるとーっても辛かった時期に、この曲を毎晩、もう何度も何度も繰り返し聴いていました。2分にも満たない短い曲ですが、どれほどなぐさめられ、励まされたことか。私にとって特別な、なくてはならない存在、それがモリッシーなのです。
今でこそ、インディーズといえばれっきとした音楽のいちジャンルとしての地位を確立していますが、ザ・スミスというバンドの登場によってそれは成し遂げられたといってもいいと思います。要するに70年代に築き上げられたロックの固定概念を覆した張本人。従来のセックス&ドラッグのイメージからまったく逆方向にベクトルが振れちゃった。
ま、余計な解説は抜きにして、それでは早速、モリッシー・イン・ニットウェア、行ってみましょう。
どうです、ベーシックなVネックのセーターがとっても素敵♪ ロック・ミュージシャンというよりはどこかの文学青年みたい、と思ったあなた、そうなんです。彼はオスカー・ワイルドを愛読する文学青年だったのです。
このセーター、いいなあ。こういうトラディショナルな感じの男子セーター、好きです。イギリスゴム編みかな?
モリッシーはベジタリアンとしても知られ、また熱心な動物愛護活動家でもあります。乳製品や卵は口にするのでビーガンではないけれど、動物愛護の観点から皮ジャンはおろか革靴も身につけない、とどこかで聞いたことがあります。
それで、昨年5月、待望の来日公演を果たしたのですが、その際ユニクロの柳井社長あてに手紙を送ったことでちょっと話題になりました。手紙の内容は「ミュールシングを行っているオーストラリアの羊毛業者からのウールを取り扱わないでください」というもの。実は私、恥ずかしながらそのことがあるまで、そういう問題が存在することを知らなかったのです。おかげで勉強になりました。毛糸を買うときにも原毛の産地はどこか、ちょっと注意してみるようになったり。
で、モリッシーのお手紙が功を奏したのか、その後ユニクロはミュールシングを行う農家からのウールの調達を段階的に廃止していくと発表しています。
ということで編み物を愛好する私たちにもあながち無縁ではないといえるモリッシー。なにはともあれ気になったらぜひその音楽を聴いてみてくださいね。私は人生のあるとーっても辛かった時期に、この曲を毎晩、もう何度も何度も繰り返し聴いていました。2分にも満たない短い曲ですが、どれほどなぐさめられ、励まされたことか。私にとって特別な、なくてはならない存在、それがモリッシーなのです。
2012年12月29日土曜日
カウル完成 - ピンク!スモック!ロックンロール!
先日、東京・巣鴨にある、別名「おばあちゃんの原宿」と呼ばれている巣鴨地蔵通商店街に行ってきました。おばあちゃんの原宿だけあって、通りには「赤パンツの聖地」(笑)マルジをはじめ、おばあちゃんが喜ぶあったかグッズを売るお店がたくさん並んでいます。ここはいつ来ても本当に楽しいんです♪
そのなかで、ワゴンにネックウォーマーを山積みにして売ってるのを見つけました。そこにつけられた札には、マジックで
首ネック 500円
と書いてありました。
首ネック・・・・・・ですか。えーっと、それは「足フット」とか「肩ショルダー」とかそういうたぐいのネーミングですよね。。もしくは「若いヤング」みたいな?
なんかものすごく衝撃的で、ものすごくツボでした。ものすごいけど、言いたいことはよく伝わってきますよね。
それで刺激を受けて、私も首ネック、編みました。
赤い毛糸は持っていないので、今回はピンクです。どピンク。
普段どちらかというと緑とか青とかが好きな私ですが、ピンクはけっこう好き。ベビー・ピンクみたいなパステルじゃなくて、ザ☆ピンクみたいな色。例えばこんなの↓
じゃーん。
じゃじゃーん。
じゃじゃじゃーん!
パンク(笑)。名づけて破壊的なピンク。
で、できたのがこれです。実物は写真よりももっとパキッとしたピンク。
パターンは『Ziyal』という無料パターンを使いました。見た目は不思議なテクスチャーですが、編み方は驚くほど簡単なんです。2目ゴム編みを5段編んだら6段目でスモック・ステッチというのを入れるだけ。スモッキングって初めてですが、楽しかったです。
そして伸びる伸びる。
寒い冬はこのロックな首ネックで熱く熱く乗り切ろうと思います。
そのなかで、ワゴンにネックウォーマーを山積みにして売ってるのを見つけました。そこにつけられた札には、マジックで
首ネック 500円
と書いてありました。
首ネック・・・・・・ですか。えーっと、それは「足フット」とか「肩ショルダー」とかそういうたぐいのネーミングですよね。。もしくは「若いヤング」みたいな?
なんかものすごく衝撃的で、ものすごくツボでした。ものすごいけど、言いたいことはよく伝わってきますよね。
それで刺激を受けて、私も首ネック、編みました。
赤い毛糸は持っていないので、今回はピンクです。どピンク。
普段どちらかというと緑とか青とかが好きな私ですが、ピンクはけっこう好き。ベビー・ピンクみたいなパステルじゃなくて、ザ☆ピンクみたいな色。例えばこんなの↓
じゃじゃーん。
じゃじゃじゃーん!
パンク(笑)。名づけて破壊的なピンク。
で、できたのがこれです。実物は写真よりももっとパキッとしたピンク。
パターンは『Ziyal』という無料パターンを使いました。見た目は不思議なテクスチャーですが、編み方は驚くほど簡単なんです。2目ゴム編みを5段編んだら6段目でスモック・ステッチというのを入れるだけ。スモッキングって初めてですが、楽しかったです。
そして伸びる伸びる。
寒い冬はこのロックな首ネックで熱く熱く乗り切ろうと思います。
2012年10月31日水曜日
ニットが似合うロック・スターは誰だ その3
お馴染みニットロック・シリーズ。
今回はある意味大本命です。
「ニットが似合うロック・スターって誰?」と尋ねられたとき、多くのロック・ファンが彼の名前を挙げるのではないかと思うのです。私自身、この企画(?)を考えたとき、まっさきに思い浮かんだのがこの人でした。
ただ、彼のことを考えたり思い出したりするのはどうにも気持ちが沈みがちになるというか、やっぱりね、こんなふざけたブログで軽々しく扱うのは気が引けるというか。
とはいえ、ニットとロックの長い歴史を考えるうえで、彼の存在を抜きに語ることはできないのです(大げさ)。
元祖カーディガン男子 カート・コバーンです。発音どおりに表記するとコベインが近いのでしょうが、日本では最初からコバーンが定着しているのでこのまま行きます。
これはあまりにも有名な1993年、Nirvanaのアンプラグドのライブ。ほかのメンバーはシャツ1枚くらいの服装でリラックスした雰囲気。今や元ニルヴァーナというよりフー・ファイターズの、というほうが有名になったドラムのデイヴ・グロールはタートルネック姿ですが、いつものように元気いっぱい。そのなかでカートだけは古着屋で買ったみたいな、毛玉のできたモヘアのカーディガンを着ていて、これがないと寒くてたまらないといった青白い顔をしています。
ロック・ミュージシャンがニットのカーディガン(それも着古して毛玉がついたの)を着てステージに上がるなんてそれだけで衝撃ですが、このときの心から寒そうな彼の表情がね、胸を締め付けるのです。
というのも、翌年カートは自殺。このライブが発表されたのは彼の死後なのです。
"it's better to burn out than to fade away."という言葉を残して逝った彼が、いまは暖かな場所で安らかにいることを願いながら。
今回はある意味大本命です。
「ニットが似合うロック・スターって誰?」と尋ねられたとき、多くのロック・ファンが彼の名前を挙げるのではないかと思うのです。私自身、この企画(?)を考えたとき、まっさきに思い浮かんだのがこの人でした。
ただ、彼のことを考えたり思い出したりするのはどうにも気持ちが沈みがちになるというか、やっぱりね、こんなふざけたブログで軽々しく扱うのは気が引けるというか。
とはいえ、ニットとロックの長い歴史を考えるうえで、彼の存在を抜きに語ることはできないのです(大げさ)。
元祖カーディガン男子 カート・コバーンです。発音どおりに表記するとコベインが近いのでしょうが、日本では最初からコバーンが定着しているのでこのまま行きます。
これはあまりにも有名な1993年、Nirvanaのアンプラグドのライブ。ほかのメンバーはシャツ1枚くらいの服装でリラックスした雰囲気。今や元ニルヴァーナというよりフー・ファイターズの、というほうが有名になったドラムのデイヴ・グロールはタートルネック姿ですが、いつものように元気いっぱい。そのなかでカートだけは古着屋で買ったみたいな、毛玉のできたモヘアのカーディガンを着ていて、これがないと寒くてたまらないといった青白い顔をしています。
ロック・ミュージシャンがニットのカーディガン(それも着古して毛玉がついたの)を着てステージに上がるなんてそれだけで衝撃ですが、このときの心から寒そうな彼の表情がね、胸を締め付けるのです。
というのも、翌年カートは自殺。このライブが発表されたのは彼の死後なのです。
"it's better to burn out than to fade away."という言葉を残して逝った彼が、いまは暖かな場所で安らかにいることを願いながら。
2011年11月30日水曜日
ニットが似合うロック・スターは誰だ その2
R.E.M.が解散してから、2か月が経ちました。
なんだか今ごろになって、じわじわと寂しさがこみ上げてきました。R.E.M.というバンドがもう存在していなくて、彼らをステージで見ることはないんだなと思うと、寂しさとも悲しさともいえる不思議な感情が毎日じわじわと大きくなっているような、変な感じです。
それは突然の発表だったので、ニュースを聞いたときは椅子から転げ落ちそうになるくらい驚きました。と同時に、それがあまりにも「彼ららしい」やり方だと思ったので、最後までR.E.M.らしいなーと妙に納得した気持ちでした。むしろ清々しささえ覚えていたのです。解散の寂しさよりも、30年間もひとつのバンドを続けた(しかも名曲の数々!)ということ、やり切ったという感覚を持って終われたということがなんと尊いことかと思ったのです。
私には彼らのような才能はないけれど、それでも下手なりに編み物を30年間続けたら、どんな表現ができるだろうと勇気を与えてもらったような気がして。
「ニットが似合うロック・スターは誰だ」というタイトルとはおよそ似つかわしくない内容になってしまいました(笑)が、マイケル・スタイプは絶対ニットのセーターが似合うはずだと個人的に思っていたので書いてしまいました。画像はあまりありませんが、若いころのマイケル・スタイプ↓
でも、やっぱり寂しいです。こういうビデオ観ると。
なんだか今ごろになって、じわじわと寂しさがこみ上げてきました。R.E.M.というバンドがもう存在していなくて、彼らをステージで見ることはないんだなと思うと、寂しさとも悲しさともいえる不思議な感情が毎日じわじわと大きくなっているような、変な感じです。
それは突然の発表だったので、ニュースを聞いたときは椅子から転げ落ちそうになるくらい驚きました。と同時に、それがあまりにも「彼ららしい」やり方だと思ったので、最後までR.E.M.らしいなーと妙に納得した気持ちでした。むしろ清々しささえ覚えていたのです。解散の寂しさよりも、30年間もひとつのバンドを続けた(しかも名曲の数々!)ということ、やり切ったという感覚を持って終われたということがなんと尊いことかと思ったのです。
私には彼らのような才能はないけれど、それでも下手なりに編み物を30年間続けたら、どんな表現ができるだろうと勇気を与えてもらったような気がして。
「ニットが似合うロック・スターは誰だ」というタイトルとはおよそ似つかわしくない内容になってしまいました(笑)が、マイケル・スタイプは絶対ニットのセーターが似合うはずだと個人的に思っていたので書いてしまいました。画像はあまりありませんが、若いころのマイケル・スタイプ↓
でも、やっぱり寂しいです。こういうビデオ観ると。
2011年10月27日木曜日
What the world is waiting for
帽子、手袋と続けて編んだあと、久しぶりに靴下が編みたくなりました。やっぱり靴下編み、楽しいんだよねー。
そこで、以前から編もうと思ってあたためていたウェンディさんの「Waterfall Socks」というパターンを引っ張り出してきました。毛糸もだいぶ前に買っておいたもの。
このパターン、とても簡単に編めるので、すぐ覚えられて、しかもとてもキレイなんです。waterfall(滝)という名前がついていますが、ナイアガラのようなダイナミックな瀑布ではなく、どちらかというと山の奥にひっそりと存在する、地図にも載ってないような、けれども白いレース編みのような繊細で美しい滝、というイメージでしょうか(笑)。
まあとにかく、編み始めてすぐ気に入ったのです。そしてなんといってもウェンディさんのネーミング。waterfall。なんて美しい名前! 私のなかで waterfallといえば、これはもう絶対 the stone rosesの「waterfall」という曲なんです。
The Stone Roses - Waterfall
the stone rosesはイギリス・マンチェスター出身のバンドなのですが、オリジナルアルバムを2枚出しただけで解散してしまった伝説的なバンドです。で、waterfallという単語を目にしてすぐにこの曲を思い出し、久しぶりに聴きたくなって、YouTubeでずっと聴きながら編み始めたのが10月18日。
「編み物がはかどるね!」なんてノリッノリで何度もリピートして、ふとコメント欄を見ると、「ローゼズおかえりなさい!」「まじで!?」「今年最高のニュース!!」などの新しいコメントがズラリ。え?ちょっと待ってどういうこと?と思っていたらその夜ローゼズ再結成のニュースが全世界を駆け巡ったのでした。
なんという偶然。もうね、その日は泣きました。まさかもう一度メンバーが揃ったところ、見られるなんて思ってなかったもん。これ、いちおう編み物ブログなので、あんまり熱く語るのはやめておきます(笑)が、誰にでもありますよね、理屈じゃなくてたまらなく好きなもの。体中の血が騒いで沸騰しちゃうくらい愛しているもの。
私の持っている彼らのファースト・アルバムは、何度も聴きすぎてCDがおかしくなって、最後の曲では「サザエさん」の主題歌みたいに(最近TV観てないのですが今でもそうなのかしらね、あの曲)音程がグンニャリと変わっちゃう箇所があって、聴いててちょっと気持ち悪くなる(笑)んだけど、そこまで聴き込んだCDもそう多くはありません。
というわけでそれ以来アドレナリンが分泌されっぱなし(?)で、ずっと興奮状態の私。で、肝心の靴下ですが、まだ編んでまーす(笑)。
そこで、以前から編もうと思ってあたためていたウェンディさんの「Waterfall Socks」というパターンを引っ張り出してきました。毛糸もだいぶ前に買っておいたもの。
このパターン、とても簡単に編めるので、すぐ覚えられて、しかもとてもキレイなんです。waterfall(滝)という名前がついていますが、ナイアガラのようなダイナミックな瀑布ではなく、どちらかというと山の奥にひっそりと存在する、地図にも載ってないような、けれども白いレース編みのような繊細で美しい滝、というイメージでしょうか(笑)。
まあとにかく、編み始めてすぐ気に入ったのです。そしてなんといってもウェンディさんのネーミング。waterfall。なんて美しい名前! 私のなかで waterfallといえば、これはもう絶対 the stone rosesの「waterfall」という曲なんです。
The Stone Roses - Waterfall
the stone rosesはイギリス・マンチェスター出身のバンドなのですが、オリジナルアルバムを2枚出しただけで解散してしまった伝説的なバンドです。で、waterfallという単語を目にしてすぐにこの曲を思い出し、久しぶりに聴きたくなって、YouTubeでずっと聴きながら編み始めたのが10月18日。
「編み物がはかどるね!」なんてノリッノリで何度もリピートして、ふとコメント欄を見ると、「ローゼズおかえりなさい!」「まじで!?」「今年最高のニュース!!」などの新しいコメントがズラリ。え?ちょっと待ってどういうこと?と思っていたらその夜ローゼズ再結成のニュースが全世界を駆け巡ったのでした。
なんという偶然。もうね、その日は泣きました。まさかもう一度メンバーが揃ったところ、見られるなんて思ってなかったもん。これ、いちおう編み物ブログなので、あんまり熱く語るのはやめておきます(笑)が、誰にでもありますよね、理屈じゃなくてたまらなく好きなもの。体中の血が騒いで沸騰しちゃうくらい愛しているもの。
私の持っている彼らのファースト・アルバムは、何度も聴きすぎてCDがおかしくなって、最後の曲では「サザエさん」の主題歌みたいに(最近TV観てないのですが今でもそうなのかしらね、あの曲)音程がグンニャリと変わっちゃう箇所があって、聴いててちょっと気持ち悪くなる(笑)んだけど、そこまで聴き込んだCDもそう多くはありません。
というわけでそれ以来アドレナリンが分泌されっぱなし(?)で、ずっと興奮状態の私。で、肝心の靴下ですが、まだ編んでまーす(笑)。
2011年6月28日火曜日
ニットが似合うロック・スターは誰だ
編み物にはまり出してからというもの、この問題についてはしばしば考えてきました。でもどう考えても、ロック・スターとニットって、ほんとに似つかわしくないですよね。みんな季節を問わずTシャツだけ。それに+ジャケットとか、せいぜい皮ジャンとか。
だいたいステージの上では汗だらだらだし。それで間違ってセーターなんか着ていたら、チクチクしそうですものね(笑)。プライベートはどうなのかわからないですが、反体制な内容を歌っているロック・ミュージシャンが地元で手編みのセーター着て歩いてたら、一気に家庭的なイメージが定着してしまいそうだし。
基本的に熱い人が多いよねえ。あんまり寒がりの人ってロックやらない気が……(笑)。
待てよ、寒がりといえば、真っ先に思い浮かぶのはあの方。あのアルバム・ジャケット。
ボブ・ディランです。この名盤「The Freewheelin'」はディランがロックに走る前で、純然たるフォーク歌手だったのですが、とにかく大好きなジャケットです。(ああ、編み物ブログのはずが、だんだん違う方向に向かっているようだ。。。汗)
当時の実際のガールフレンドと仲むつまじく肩を寄せ合って歩く姿を撮影したスナップ写真。雪のニューヨークはとっても寒そうで、だけどとっても幸せそうな雰囲気。初めて買ったディランのアルバムがこれだったこともあって、私のなかのディランのイメージはいつも寒そう。
ついでにいっちゃうと、冬の寒い日にとても寒そうな顔をしている男の人が好きです(笑)。なんのこっちゃ(笑)。
というわけで、とても寒がりなイメージのボブさんのことだからニットを着用している画像もあるのではないかと思い、調査しましたよ。
記念すべきデビュー・アルバム。やはり厚着気味です。
初々しいボブ・ディラン。
ジャケットからちょこっとセーターが顔をのぞかせていますね。
あまり鮮明ではありませんが、マフラーは手編みっぽい雰囲気!
巻きもの姿をよく見かけます。首元からスースー風が入ってくるのが嫌いなのかしら。あ、歌手だから喉を守ってる? その割には煙草?
ちょっとやりすぎな感はありますが、やっぱり巻きもの好きですね。
どういう状況か知らないのですが…、えっと、毛糸のマフラー巻いてますね(汗)。
結果、思ったよりセーターなどを着た画像は見つかりませんでした。
ですが結論として、ニットが似合うかどうかは別としても、やはりこの人は寒がりミュージシャンNo.1に認定してもいいような気がします。以前の職場にボブ・ディランを神とあがめている超ファンの人がいましたが、彼いわく、ディランが1990年代以降来日コンサートを、それも秋田、仙台、倉敷などなど中小クラスの地方都市で行うようになったのは、日本の田舎のさびれた温泉がいたくお気に召したからだとか(本当かどうか知らないですが)。ま、そういう噂が流れるくらいですから、やはり彼は寒がりに違いありません(笑)。
以上、「ニットが似合うロック・スター」についての考察その1を終わります。暑苦しいぞなにやってんだと自分にツッコミを入れつつ、この項、そのうち続く(笑)。
だいたいステージの上では汗だらだらだし。それで間違ってセーターなんか着ていたら、チクチクしそうですものね(笑)。プライベートはどうなのかわからないですが、反体制な内容を歌っているロック・ミュージシャンが地元で手編みのセーター着て歩いてたら、一気に家庭的なイメージが定着してしまいそうだし。
基本的に熱い人が多いよねえ。あんまり寒がりの人ってロックやらない気が……(笑)。
待てよ、寒がりといえば、真っ先に思い浮かぶのはあの方。あのアルバム・ジャケット。
ボブ・ディランです。この名盤「The Freewheelin'」はディランがロックに走る前で、純然たるフォーク歌手だったのですが、とにかく大好きなジャケットです。(ああ、編み物ブログのはずが、だんだん違う方向に向かっているようだ。。。汗)
当時の実際のガールフレンドと仲むつまじく肩を寄せ合って歩く姿を撮影したスナップ写真。雪のニューヨークはとっても寒そうで、だけどとっても幸せそうな雰囲気。初めて買ったディランのアルバムがこれだったこともあって、私のなかのディランのイメージはいつも寒そう。
ついでにいっちゃうと、冬の寒い日にとても寒そうな顔をしている男の人が好きです(笑)。なんのこっちゃ(笑)。
というわけで、とても寒がりなイメージのボブさんのことだからニットを着用している画像もあるのではないかと思い、調査しましたよ。
記念すべきデビュー・アルバム。やはり厚着気味です。
初々しいボブ・ディラン。
ジャケットからちょこっとセーターが顔をのぞかせていますね。
あまり鮮明ではありませんが、マフラーは手編みっぽい雰囲気!
巻きもの姿をよく見かけます。首元からスースー風が入ってくるのが嫌いなのかしら。あ、歌手だから喉を守ってる? その割には煙草?
ちょっとやりすぎな感はありますが、やっぱり巻きもの好きですね。
どういう状況か知らないのですが…、えっと、毛糸のマフラー巻いてますね(汗)。
結果、思ったよりセーターなどを着た画像は見つかりませんでした。
ですが結論として、ニットが似合うかどうかは別としても、やはりこの人は寒がりミュージシャンNo.1に認定してもいいような気がします。以前の職場にボブ・ディランを神とあがめている超ファンの人がいましたが、彼いわく、ディランが1990年代以降来日コンサートを、それも秋田、仙台、倉敷などなど中小クラスの地方都市で行うようになったのは、日本の田舎のさびれた温泉がいたくお気に召したからだとか(本当かどうか知らないですが)。ま、そういう噂が流れるくらいですから、やはり彼は寒がりに違いありません(笑)。
以上、「ニットが似合うロック・スター」についての考察その1を終わります。暑苦しいぞなにやってんだと自分にツッコミを入れつつ、この項、そのうち続く(笑)。
2011年4月1日金曜日
James Brown in Ski Party!
もう桜も咲くというのに今さら季節はずれもはなはだしいことこの上ない
のは重々承知しているのですが、
もうあまりの可愛さにアップしてしまいます。
1965年のB級映画「スキーパーティ」の一場面。
内容的には(観たことないけど想像するに)よくありがちなアメリカ青春ちょっとエッチ&ドタバタ映画なんですが、映画の途中で唐突に「スキーセーター」を着たミュージシャンたちが登場し、挿入歌を披露するという趣向みたいなんです。
そして、私の愛するジェイムズ・ブラウンがこんなかわいいセーターで登場!
スキー・リゾートの山小屋でギッチギチに詰めて座っている大勢の登場人物たちが
ちょっと演歌チックな手拍子でリズムを取っている真ん中で歌って踊るJB、
キュートなセーターが似合う!
こういうセーター、編みたいな。
のは重々承知しているのですが、
もうあまりの可愛さにアップしてしまいます。
1965年のB級映画「スキーパーティ」の一場面。
内容的には(観たことないけど想像するに)よくありがちなアメリカ青春ちょっとエッチ&ドタバタ映画なんですが、映画の途中で唐突に「スキーセーター」を着たミュージシャンたちが登場し、挿入歌を披露するという趣向みたいなんです。
そして、私の愛するジェイムズ・ブラウンがこんなかわいいセーターで登場!
スキー・リゾートの山小屋でギッチギチに詰めて座っている大勢の登場人物たちが
ちょっと演歌チックな手拍子でリズムを取っている真ん中で歌って踊るJB、
キュートなセーターが似合う!
こういうセーター、編みたいな。
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