2012年1月22日日曜日
謎の糸
代々木公園のフリマで1玉50円で購入した毛糸さんです。
色が好き♪と思ってあまり何も考えずに買ったのですが、よく見るとパピーの糸でした。
(後ろの本は毛糸をちょいと持ち上げて、傾けて撮影したかったので土台として使っただけで意味はありません)
昭和な雰囲気が色濃く残るレトロなデザインの帯。
「エコー・ダブルニッティング」と書いてあります。
ダブルニッティング? あれこれ検索してみるも、それらしい毛糸の情報はない。
とっくに生産中止になってるんだろうなー。
ダブルニッティングって表と裏を同時に編んじゃう技法のことらしいけど、それ専用の毛糸ってこと???
と思っていたら、たたさんのサイトの毛糸の太さ、呼び名対比表のコーナーで Double Knitting の文字発見。要するに並太~極太くらいの太さってことネ。ふむふむ。
いまの毛糸と違って、糸の長さ、対応する針の太さなどの情報はいっさい掲載されていません。
アッサリしてるというか、好きにしていいよという懐の深さというか……。
だけど50gあって、触ってみると毛糸がたっぷり、きっちきちに巻いてある感じ。お得感といいましょうか。昭和の安心感があります(笑)。
最近の日本の毛糸ってなぜか40g巻が多いですよね。。一瞬安いかなと思っても40gなので何玉も必要なことがあって。。海外の毛糸は50gとか100g(25gももちろんあるけど)が主流の気がするのですが。。
太さについては曖昧ですが、そのわりには妙に誇らしげなウールマークと懇切丁寧なお洗濯の指示。
おおらかで、だけど物を大切にする昭和の気風がそのまま表れたラベルだなと感じるのはちと大げさかしら?
ひとしきり毛糸と対話してしまいましたが、なんとなくこの糸にとても愛着が湧いちゃったのでした。
毛糸と会話するようになるなんて、私も相当……(笑)。